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    患者さんとのコミュニケーションに欠かせないもの

    看護師は患者さんとコミュニケーションをうまくとることによって、患者さんのニーズに合わせた看護を提供しやすくなります。

    今回はコミュニケーションの重要性とそのポイントを紹介していきます。
     

    コミュニケーションの重要性

    コミュニケーションは、相手にものを伝えるためだけではなく、患者さんとの信頼関係にも大きな影響を与えます。

    特に看護師は、患者さんとの信頼関係を築くことによって、気持ちを引き出していく必要があります。なぜなら、気持ちを引き出すことで患者さんが必要としていることが理解でき、どのような看護を提供したら良いかを知ることができるからです。

    患者さんの個別性をどのように出していっていいか悩む看護学生にとっては、ヒントを得るチャンスとなるのです。

    コミュニケーションには相手を知ることが大切

    コミュニケーション
    患者さんとのコミュニケーションに必要なことは、まず患者さんを知ることです。

    例えば、高齢のため左耳に難聴を患っている患者さんの場合、ふつうの声で正面から話しかけても患者さんは聞き取ることができません。

    あらかじめ情報を得ることや、観察することによって、右側から大きな声で話しかけるといった行動がとれます。

    このように患者さんとコミュニケーションを行うためには、まずは患者さんの情報収集と観察から、コミュニケーションに必要な項目についてアセスメントし、行動にうつしていく必要があります。

    看護師はコミュニケーション能力アップが期待できる職種

    このように日々アセスメントを行いながらコミュニケーションをとることによって、看護師はその能力が向上していきます。

    また、患者さんと接する機会が多ければ多いほど、よりコミュニケーションが上達していくのです。そのため、コミュニケーションを上達させたければ、いろいろな人とかかわるということが大切です。

    たくさんの人とかかわりながら、アセスメントをしたり、学校で習うコミュニケーションに必要なスキルを取り込んで実践していくことによって、その成果が実感できるようになります。


    このようにコミュニケーションは看護にとって欠かすことができないものですが、観察やアセスメントによってその能力は向上してきます。

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