集中ケア認定看護師の資格取得方法とは。勤め先はどうやって見つける?

集中ケア認定看護師の資格取得方法とは。勤め先はどうやって見つける?

集中ケア認定看護師になるとICUや救急外来での活躍が期待されるようになれます。
資格を取得するためにはどのようなプロセスが必要になるのでしょうか。認定を受けることができたら次の勤め先を探す段階に至れますが、豊富な仕事先があると理解しておくと良いでしょう。転職の機会としても活用できるのです。

集中ケア認定看護師になるのに必要なプロセス

集中ケア認定看護師となってICUや救急外来で活躍しようと考えたら、定められた教育課程を修了して認定審査に合格することが必要です。
教育課程を受けるためには看護師の資格に加えて集中ケア領域での実務経験が3年以上、看護師としての実務経験が5年以上あることが求められています。

教育を受けるために入学試験に合格して、六ヶ月間に及ぶ通算で615時間以上に及ぶカリキュラムを修了すると認定審査を受ける資格が与えられるというのが基本的な仕組みです。
カリキュラムには座学と実習が組み合わされていて、飛躍的に集中ケアのための知識とスキルが身につけられます。
そして、認定審査に合格すると集中ケア認定看護師としての認定を受けられるのです。

認定を受けたときの二つの選択肢

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認定を受けることができたら勤務先を探さなければなりません。
もともと勤めていた病院でキャリア支援を受けていた場合には、資格の取得を終えたら現場に戻れることも多いでしょう。

半年のタイムラグができるものの、それ以前よりも高いスキルをもって働けるようになり、速やかに現場の感覚を取り戻して働けるようになるはずです。

これが一つの選択肢ですが、認定を受けたらキャリアについてはもう一つの選択肢があります。転職をして自分の能力を生かせる職場を探す方法です。集中ケア認定看護師の資格を武器にすることで広い勤め先の候補から選べるようになるでしょう。

豊富な転職先の活用

基本的に救急外来がある病院であれば集中ケア認定看護師の活躍の場があります
病院の規模によらず、救急外来では常に判断力が高い人材が求められているため、他の看護師に比べて有利な立場で転職が可能です。

幅広い病院の中から選んで転職できるのがメリットであり、資格を取得したのを機会にして自分が働きやすい病院を求めるのも賢明な判断でしょう。
病院だけでなく、救急救命センターなども候補にあがります。また、ICUや救急外来以外でも手術の多い病院の診療科では採用される可能性が高く、転職先が豊富になるでしょう。

転職を考えている看護師さんに

病院での看護業務はとても忙しく、重労働や夜勤が苦痛、人間関係が厳しすぎるなどが原因で看護師を辞めたくなる人も少なくありません。
しかし、職場環境によってはもっと心にゆとりを持って働くことができる場合もあります。
どうしようもなくなった時は職場を変えてみるのも選択の一つでしょう。

看護転職サイトを利用するという選択肢

忙しい看護師さんの代わりに求人を探してくれるというだけではなく、サービスによっては専任のアドバイザーが親身に話を聞いてくれたり、事前に職場の雰囲気などをリサーチしてくれるところもあります。

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