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    栄養士の転職先はどこがある?キャリアの作り方と年収の上げ方

    栄養士が新卒で就職する際の就職先には、病院などの医療機関、保育園や老人保健施設などの福祉施設、学校や保健所などの公共機関があります。
    また最近では、委託で給食を運営する給食会社などの一般企業も多くなりました。

    そして新卒採用時の仕事は、どのような就職先でも、まずは調理員として現場作業に従事するか、給食管理業務に従事することになります。

    キャリアアップを図るには

    でも将来は、病院でチーム医療のスタッフとして、他の医療職の人たちと肩を並べて働きたい。食事指導など人とかかわる仕事がしたい。独立して料理研究家としてやっていきたい。そんな夢をかなえるためには、また、今よりも年収を上げるためには、どのようにキャリアアップを図ればよいでしょうか。

    また、キャリアアップを図るための転職のポイントは何でしょうか。今回は栄養士のキャリアアップと転職について考えてみましょう。

    重要な事のあれこれ

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    まず一番重要なのは、管理栄養士の資格を持っているかということです。管理栄養士は国家試験に合格することで取得することができる、いわば栄養士の上級資格で、管理栄養士の資格を持っていると、栄養指導など栄養士業務の中でも比較的困難な仕事に従事することができます。また、診療報酬の加算にもかかわりますので、病院など医療機関などでキャリアアップを図りたい場合は、必須の資格です。

    次に重要なのは、自分のキャリアを振り返ってみて、更にこの上に何を積み重ねることができるか、ということをしっかり考えた上で、就職先を選ぶことです。
    例えば、給食会社の栄養士として長年の給食管理の経験を持っている方でしたら、更に上の、給食会社の中で地域を総括するスーパーバイザーの仕事を目指してみるなど、自分のキャリアに、更にプラスワンできるような転職をおすすめします。

    三番目のポイントは、自分の目指す方向性に向かって勉強し直し、新たなキャリアを築くという方法です。最近では、社会人入学で大学院に入学し、仕事と学業を両立させる方が多くなっています。
    そのような方の中には、研究の成果を仕事に生かし、病院などの組織で実力を発揮している方もたくさんいます。また逆に、現場経験を買われて大学の教員として新しいキャリアを築いていく方も少なからずいらっしゃいます。

    転職は慎重に考えてみる

    あなたが転職を考えるのはどんな時でしょうか。今の仕事に不満のある時でしょうか。
    環境を変え心機一転頑張りたい時でしょうか。確かに、不満は現状を打開するための大きな力になってくれるのは事実です。

    しかし、実際に入ってみたら前の職場とそう変わらなかった。そんな経験をしないためにも、収入を上げたい、こんな仕事をしたいなど、ご自分の夢や目標を持ち、それを具体的なビジョンとして頭に描きながら、転職先を選ぶことが転職を成功させる秘訣かもしれませんね。

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