看護師は比較的ストレスを感じやすい職種です。そのため、自己管理の一環としてストレス解消が欠かせません。
今回は看護師のストレスの原因とその解消法について紹介します。
看護師のストレスの原因
看護師のストレスの原因は、夜勤や多忙による身体的なストレスと、患者さんや職場などによる精神的なストレスの2種類あります。
身体的なストレスでは、夜勤によってホルモンバランスが崩れてしまうことや、多忙による食生活の乱れなどが挙げられます。忙しいと食事や休憩をなかなかとれないこともあり、栄養のバランスを崩してしまいがちです。
一方、精神的なストレスでは、患者さんとの関係性や職場での人間関係など、さまざまな悩みによるものが多いです。
ストレス解消が大切
このようなストレスを溜めこんでしまうと、免疫力の低下をはじめ、腹痛や吐き気、じんましんなどの症状がでてくることもあります。そして、自分が元気でないと患者さんの看護をするのは難しくなってしまいます。
ストレスに強くなろう
ストレスに強くなるには、自分に合った解消法を知る必要があります。
そのためには、まず自分がどんな状況にあるのか、自分自身のアセスメントが大切です。体重測定や食べているもの、休んでいる時間など、自分をよく観察してみましょう。
そして、それに合ったストレス対処法を講じていく必要があります。
例えば、身体的なストレスに対しては、自分がしっかりと休める環境をつくることが大切です。夜勤明けに寝ないで遊びに行ったり、日勤のあとに飲み歩いて夜更かしをしてしまったりしている人は、それらを控えると身体のつらさが軽減されます。
一方、精神的ストレスを抱えている人は、休日に趣味の時間を設けて仕事とプライベートのメリハリをつけることや、友達に話を聞いてもらうなどして解消すると良いです。
このように看護師のストレスの原因は、身体的なものと精神的なもののふたつに分類できます。それらのストレスを解消させるためには、自分自身を知り原因に合わせたストレス解消法を講じていくことが重要です。
ストレスが解消されることによって、自分自身が楽になり、患者さんへの看護もより良くなります。