診療所やクリニック看護師の仕事とは?耳鼻咽喉科編
2015.12.02(水) | 科目別説明~仕事内容・大変なところなど
耳鼻咽喉科の対象とする患者のイメージとして、小児や高齢者が多いというイメージがあります。また、花粉症などのアレルギー疾患による成人の受診もあります。
看護師として、耳鼻咽喉科などの単科に入職する看護師の特徴として、子育てなどであまり残業が出来ない、パート勤務で限られた時間しっかりと仕事をしたいなどと言う場合に、就職する看護師が多いです。
また、総合病院や大型医療機関の混合型病棟で、一部に耳鼻咽喉科の患者さんが入院するベッドを有するという場合に、耳鼻咽喉科の知識を有する場合があります。
勤務しなければなかなか分からない耳鼻咽喉科の看護について理解してみましょう。
耳鼻咽喉科の看護師の仕事
中耳炎、アレルギー性鼻炎、鼻炎、副鼻腔炎などの疾患により人々は、耳鼻咽喉科での治療を行います。
耳や鼻の深い症状、時に、それが耳や鼻に留まらず、頭痛や吐き気などの全身状態にまで症状を発する場合があります。
よって、口腔、喉、甲状腺、顔面や頸部にかけて広域に診療が行われます。
ここでの看護師業務は、検査の介助と診療の補助がメインとなります。
診察中に、患者さんが動いて正しく観察、診察できないと言う事が無いように介助をしたり、医師の必要とする機器や機材を適切に取り扱い、判断して手渡すなどのフォローを行います。
また、患者さんが不安や痛みに恐怖を感じないように説明をしたり、優しく対応したり、コミュニケーションをとることも、診療の円滑化の為に看護師が行う仕事です。
また、耳鼻咽喉科では、基本自宅に帰り療養する事が多く、セルフケアが重要となります。
自宅で正しく薬を飲んだり、正しく療養生活が出来るよう必要な知識と技術を指導する事も業務の一つです。
耳鼻咽喉科で求められる看護師の力
点滴や注射、吸入や吸引と言った基本的医療、看護技術が必要となります。
他科と比較すると、そう多くはありません。
診療に特殊機器や機材を使用する事があり、その正しい使い方の知識と、医師が要求するであろう器械出しをタイミング良く介助する力が必要です。
腫瘍系の治療が行える医療機関では、化学療法や放射線療法中の正しい健康管理と、療養患者さんの支援に関する知識と技術、不安を取り除くコミュニケーションスキルも要求されます。
また、業務を円滑に行い、テキパキと冷静に対処出来る力も要求されます。
まとめ
耳鼻咽喉科では、他科では経験できない診療や治療を経験する事が出来ます。
耳、鼻、喉などの専門的知識を習得できます。
しかし、一般的な看護や医療技術を要求されることが少なく、転職の際などに自分の経験に対して不安を覚えることもあります。
小児の診療が多く、治療に痛みや苦痛を伴うことの多い診療科である為、耳鼻咽喉科に治療に来る小児は、医師と看護師を嫌いな事が多いです。
子供との関わりに不安を感じる看護師にはストレスとなることがあります。
この子の苦痛緩和の為、この高齢者や成人の症状緩和の為に自分には何が出来るかと考えられる看護師は適任と言えます。
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