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    国家試験に合格した看護師さんへ!【事前に知っておいてほしいこと】

    まずは、国家試験合格おめでとうございます。
    ここでは、今までとの違い、看護の仕事、先輩からの厳しさについて、など事前に知っておいて欲しいことについて触れていきます。

    国家試験合格後からが大変

    国家試験に合格して、晴れ晴れした気分になったのもつかの間、これからが本当に大変な時期です。気持ちを切り替えて、看護師として現場で働くことを真面目に考えていく必要があります。

    国家試験以前であれば、看護用語を覚えて、技術を頭に叩き込んで、それを紙に書けば終わりでした。しかし、本当の看護の現場では答案用紙はありません。
    答案用紙の代わりに、患者さんがいます。

    看護師の仕事は当然ながら、患者さんに接してお世話をすることです。
    今までのように教科書的な答えがあっていれば正解ということではない、ということを心得ておく必要があります。

    看護をするということ

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    看護の仕事は、生身の人間つまりは患者さんに接することです。
    患者さんは病気や怪我など、通常よりも弱っている状態です。身体的にも、精神的にも弱っています。
    看護師はそれを理解して、患者さんに接する必要があります。

    もし理不尽なことを言われても、それは病気が言わせていることかもしれません。
    傷つくことを言われても、すぐにカッとなってしまうのもNGです。

    このように言うと「なんでも我慢しなければならないのか?」という感じに聞こえるかもしれませんが、患者さんにとって不利益になるような間違いは正すようにします。

    例えば「点滴なんてしたくない」という患者さんに対しては、なぜ点滴をする必要があるのか、ということをきちんと説明して理解してもらうことが必要です。
    なんでもかんでも言うことを聞くということではなく、患者さんの身を守ることを第一に考えることが大切ということです。

    教えてもらうだけから卒業する

    看護学生だった人でも、これからは看護師として現場で働きます。
    最初のうちは先輩ナースがついて指導してくれますが、それも手取り足取り教えてくれるわけではありません。

    ミスすれば怒られますし、きついことを言われて泣くこともしばしばでしょう。
    それだけ厳しく接するのは、戦力として活躍できるように育てるためです。看護の現場は慢性的な人手不足ですし、何かあれば医療事故に発展しかねません

    優しく言い聞かせられて、ほのぼのとした空気で覚えれば良いという学生気分からは卒業する必要があります。いつまでも教えてもらうという気分でいるのではなく、自分から貪欲に看護技術を学ぶようにしましょう。

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