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認知症患者への働きかけ【看護師としての接し方】

認知症患者への働きかけ【看護師としての接し方】

医療機関に勤務する看護師の悩みの種と言えば、認知症患者さんへの対応ではないでしょうか?

看護師は、外来や入院患者の高齢化により、加齢の変化や、疾患の後遺症による認知力低下を来たし、周囲や自分への認識力が低下したり、行うべき行動や行おうとしていた行為を忘れる、認知症患者の対応があります。

軽い物忘れから全く認識力が無いなど、その症状度合いは様々ですが、本人に悪意や認知気が無い訳で、治す事の出来ず現場を混乱させることがあります。

看護師として、正しい知識を持って対応し、ストレス少なく認知症患者に対応できる事が、円滑な業務遂行や、遣り甲斐ある看護ケアに直結すると言えるでしょう。

では、看護師を悩ます認知症患者への対応は、どのようにすれば、難しく感じる事無く対応できるのでしょうか。
 

認知症患者への対応

・その人のペースに合わせる
まず、認知症患者さんと関わる上で大切な事とは、「その方のペース」に合わせることです。

状況の変化や環境変化に柔軟に対応できない特徴がある認知症患者さんは、自分のペースを乱される事を嫌います。自分の嫌な事をする人に対して強い嫌悪感を表出するため、その方にとって安心出来る、快い感情に働きかけられる人材である事を求められます。

その人の行う行為や行動に対し、制止や阻止する姿勢ではなく、受けとめ、「何故、その行為を行うか」と理解しようとする姿勢が大切です。
 
・その人の生活背景と人生を知る
また、認知症患者さんは、これまで生きてきた人生があります。
多くの苦労と達成や成功を繰り返し、その人の人格や性格となっています。

よって、これまでのその方の歩みを知り、興味や関心をしったり、嫌がる事や好む事を知る事で、その方の「喜び」の感情に働き毛かける事が出来ます。
 
・安心出来るように働きかける
認知症患者さんは、自分の安心出来る事、喜ばしい事、幸福感を感じることを求めます。そして、それを叶える人には安心感を寄せ、信頼感を感じます。

混乱した患者さんや、徘徊や落ち着かない患者さんも、安心出来る人がいたり、安心出来る環境となれば、落ち着きを取り戻します。

安心出来るよう、ゆっくりと、優しく、寄り添うようにして関わる事で、安心、安全な生活を護る事が出来ます。
 
・高圧的、「しなければならない」、強制や教養は禁止
ついつい陥りがちな事が、限られた時間で決められた業務をしなければならない医療現場で、患者さんのペースを無視した強制や強要があります。

この時間にこのケアを、この時間内に行わなければいけないと言う対応は、認知症患者さんにとって最も苦痛と言えます。

落ち着いていた患者さんでも、混乱や錯乱、不穏状態に陥ります。よって、拒否や否定の表現があれば、柔軟に後回しにするなど強要しない事が大切です。

してはいけない事

認知症

時に、認知症を正しく理解していない看護師は、「どうせ覚えていない」「また忘れる」「言っても無駄」と粗雑な対応を取る現場もに受けられます。

しかし、認知症患者さんは、自分に不快な害を伴う人や事柄に対しての認識は強く残します。

一度は忘れてしまうかもしれませんが、それが度重なったり、その記憶が薄くても残っていれば、その人やその事に対しで急に記憶を呼び起こし、「拒絶」を引き起こす事があります。

プライドや自尊心は残ると言われる認知症患者さんには、その人の人権や尊厳を護る「尊重姿勢」での関わりが大切です。よって、その人の人格や思いを無視した対応や処遇は禁止事項とされています。

特に、高学歴で仕事において高い功績を残したような認知症患者さんは、自分を傷つけるようなプライドを損なう対応をする看護師や医療スタッフに怒りや拒否を示す傾向にあります。

その人を護る看護師であることが求められます。

叱らない、怒らない

認知症患者さんが、忘れることや出来ないことは仕方が無い事です。
認知症と言う病気が引き起こすことで、怒っても、叱っても、注意してもどうにもなりません。
怒っている看護師に対して、「怖い」という認識しか残りません。

よって、認知症患者さんへは、怒ったり、叱ったりせず、受容姿勢で関わる姿勢が重要です。

まとめ

認知症患者さんの安心出来る「心の拠り所」となれる看護者を目指しましょう。それには、快適な状況を創り上げ、喜びと幸福をもたらす働きかけが必要となります。

患者さんを主体とし、その方に即する対応が円滑な関係構築に必要なのではないでしょうか。

転職を考えている看護師さんに

病院での看護業務はとても忙しく、重労働や夜勤が苦痛、人間関係が厳しすぎるなどが原因で看護師を辞めたくなる人も少なくありません。
しかし、職場環境によってはもっと心にゆとりを持って働くことができる場合もあります。
どうしようもなくなった時は職場を変えてみるのも選択の一つでしょう。

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