民間へ看護師が転職するときの注意点【面接方法・問題回避法・資格について】

民間へ看護師が転職するときの注意点【面接方法・問題回避法・資格について】

看護師の仕事は民間の仕事よりも大変だから、どこに行っても通用すると思うかもしれません。
それも一理ありますが、看護資格を持っていることが逆に転職を阻んでしまう原因になることもあります。

ここでは、民間企業に転職するときの注意点、問題回避法、資格について、を見ています。

民間企業に対する面接

看護師は、看護資格を持つ専門職です。

資格を持っているというと良いイメージがあります。
資格を持っているだけで優遇されると思って、履歴書に資格をたくさん書く人もいるくらいです。

しかし、転職したい民間企業が全く看護の仕事とはかけ離れている場合には注意が必要です。
「なぜこの人は看護資格を持っているのに、畑違いの職場に就職したいのか?」と訝しがられてしまう可能性があるからです。
場合によっては「こちらの仕事が楽だと思っているのではないか」などと思われてしまう可能性もあります。
面接や履歴書では、その点をよく考える必要があります。

面接での問題回避法

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もし看護師の資格と全く関係ない職場に転職したいのであれば、何かしら理由を考えておく必要があります。
看護の仕事で身体を壊したからというのもひとつの理由にはなりますが、この場合であっても、もっと看護や医療系の仕事にしたら良いのではないかと思われる可能性があるからです。
もしアパレル系や飲食系の仕事に就きたい、しかも看護とは全く関係ないという場合には、ちょっと厄介です。

ただ、看護師というのは患者さんとのコミュニケーションのおかげで、会話能力が育っています。
この場合には、コミュニケーション能力には誰にも負けない自信がある、ということを伝えておきましょう。

それを通してお客さんに何を伝えたいのか、などの理念も伝えておきましょう。
また、相手はたいてい即戦力を期待していますから、どれくらい仕事を覚える気があるかというやる気をアピールすることも大切です。

看護と近い仕事を選ぶほうが良い

民間の仕事といっても、例えば介護系の料理を提供する職場であれば、今までの看護の仕事に近いです。
今まで入院中の患者さんの食事を見てきて、思うことがあったから、自分がアドバイスできそうなことがある、などを伝えるとプラスになります。

看護資格そのものを使わない仕事でも、なるべく転職先には看護や医療と近い仕事を選んだほうが、面接や履歴書書きで困らなくて済みます。
相手もこちらの看護のスキルを買って、採用してくれる確率が高くなります。

転職を考えている看護師さんに

病院での看護業務はとても忙しく、重労働や夜勤が苦痛、人間関係が厳しすぎるなどが原因で看護師を辞めたくなる人も少なくありません。
しかし、職場環境によってはもっと心にゆとりを持って働くことができる場合もあります。
どうしようもなくなった時は職場を変えてみるのも選択の一つでしょう。

看護転職サイトを利用するという選択肢

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