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    看護師いじめの実態

    看護師として働きだしたら、気づくかもしれません。あれ?この空気おかしい。「どっちにつくの?」という無言のプレッシャーに。師長派?主任派?Aグループ派?Bグループ派?という派閥の存在に。

    それに反応しない、感化しない、曖昧を貫くと、いじめの矢は自分に向かうことがあります。いじめによる離職理由が多いのが看護師と言う現状もあります。

    看護師のいじめの実態について考えてみましょう。
     

    看護師いじめの要因

    1. 仕事のストレス
      看護と言う仕事は、仕事への責任、患者さんとのやりとり、他の職員とのやりとり、不規則な生活習慣、看護技術や処置による神経のすり減りなどたくさんのストレスを抱えます。このストレスを解消しようと憂さ晴らしにいじめを行う人々がいます。
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    3. 女ばかりの集団
      看護師は、女性を中心とした職場環境にあります。
      女性は、嫉妬、ねたみ、うわさ好き、憶測で物を言う、噂を誇大化する傾向があるなど、コミュニケーションに特徴があります。

      冷静に、客観的に噂を聞き流すことを得意とせず、噂に対し共感したり、他の場でその噂を喋ってしまいます。悪気の有無は別です。

      このように、無神経にも噂が広がりいじめにつながることがあります。

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    5. 閉鎖的空間
      長期的にその職場に従事していれば、お局様として威厳を発揮するようになります。努力しなくてもその場に居るのが当然となる存在。

      後入りの看護師は、その威厳に圧倒され恐怖すら感じることがあります。
      マンネリ解消の為に部署移動がある職場もありますが、それが無い場合は、どんどんその人の存在が大きくなり、時に後から入った管理職の看護師の物を言えない、屈してしまうという状況になることがあります。

    いじめの対象と解決法

    女性同士

    1. 気が強い、我が強い
      気が強いタイプは、反感をかいやすく、我が強いタイプは面倒くさいと嫌煙されがちです。チーム、協力、協同を科せられた職種である看護師は、時にまわりに合わせ、折り合いをつける柔軟性が重要となります。

      自分の我を通すのではなく、周囲の意見に耳を傾け、それを加味して意見を伝える努力も必要です。

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    3. 仲良しグループを作る
      つるむ、輪を作るタイプの人は、もしそのグループで不協和音が生じた場合、はじかれる恐れがあります。もしはじかれた場合、他のグループの輪には入りにくく、孤立してしまいます。

      どのグループにも属さない中立立場がベストですが、「どっちにつく?」とプレッシャーをかけてくる場合もあります。それに屈さず、複数グループがある場合は、まんべんなくやりとりをすることが出来れば最良です。

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    5. 気が弱い、言いやすいタイプ
      この子に言ったら、反論は無いし、害が無いという、気の弱いタイプもいじめの対象となります。言うだけ言って、自分はストレス発散できると考え、攻撃を仕掛けてきます。

      そんな場合は、自分の信念だけはしっかりと持ってください。ここだけは曲げたくない、ここだけは自分の方が勝っているというところがあれば、「またいってる」「言わせておけばよい」と冷静に冷めた目で現状を見ることが出来ます。

    最後に

    看護師いじめは、無くなりません。人間同士が働く以上、何かしらの「ひずみ」や「やっかみ」がでるものです。それに適応していくことが看護師として働いていく秘訣。

    しかし、いじめなんかないという職場もあります。そんな職場は、待遇や福利厚生、休暇や充実した職員数など、就労環境が整備されていることが多いです。

    心にもうゆとりが無くなってしまったら、自分と言う看護師、自分と言う人間の崩壊する前に労働環境が整った自分に合った職場を探すことも必要かもしれません。

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