看護師なら持っておきたい駆血帯の選び方【ゴムアレルギーの人は要注意】

看護師なら持っておきたい駆血帯の選び方【ゴムアレルギーの人は要注意】

注射業務が多い部署では、マイ駆血帯を持っている人も少なくありません。しかし、駆血帯を買おうとすると種類もいくつかあり迷ってしまいます。

今回は駆血帯の選び方をご紹介します。

マイ駆血帯のメリット

駆血帯は、ほとんどが部署の物品として置いてあります。
しかし、多くの駆血帯はゴムのタイプです。

このタイプの駆血帯は、使われていた年数や使い方などによっては、劣化しているものもあります。このようにゴムが劣化することによって、駆血帯が伸びていることも。新品のものと古いものでは、駆血帯を使うときの力加減が違います。採血や血管注射などの成功率は、駆血によって大きく左右されます。

いくら血管を探しても見つからない人でも、駆血を上手くすることによって血管を見つけやすくなることもあるのです。

このような理由から、マイ駆血帯を持つことによって、駆血の際の力調整が均一なので採血や血管注射の成功率が上昇しやすいというメリットがあります。

また、ゴムアレルギーがある人は、ノンラテックスの駆血帯などのゴム素材ではないものを持つと安心です。

駆血帯の種類

看護師
このように駆血帯には種類がありますが、形においては大きく分けて3タイプあります。

ひとつめは、ゴムのみの駆血帯で縛って使うタイプ、ふたつめはピンチがついているタイプ、そしてみっつめはワンタッチ式のタイプです。

それぞれ特徴があるので、自分の使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

駆血帯の特徴

ゴムのみの駆血帯は、縛らなければいけないのでゴム手袋をはいている場合などは使いにくいという人が多いです。また、結び目が圧迫されやすいので、動脈を避けるように使用するのが一般的。コツが必要となる駆血帯だと言えます。

そこで、使いやすいように改良されたのが、ピンチがついているタイプです。
縛る必要がないので、ゴム手袋をはいていても巻き込む心配はありません。そして、ワンタッチ式の駆血帯は肌に食い込みにくいので優しく、微調整もしやすいといった特徴があります。

駆血帯にはこのように素材や形によって種類があります。
マイ駆血帯を持つことで成功率がアップしやすく、ゴムアレルギーがある人には皮膚に優しいといったメリットがあります。

購入する際は、色や形、素材に着目して、自分が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

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