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    看護師に疲れた、そう感じたら心身症かも?

    看護師に疲れた、そう感じたら心身症かも?

    ミスをして怒られたり、患者さんからクレームを言われたりと、日々多くのストレスを抱える看護師の業務。

    「看護師に疲れた」と感じる方も多いのではないかと思います。

    もし一度でもそう思ったことがあるのなら「心身症」の可能性があります。

    ご自身のためにも、この心身症について理解を深め、無理せず看護師を続けましょう。

    目次

    心身症とは

    ただ身体が疲れているだけ、休めば治る、休日まであと少しと頑張り続ける看護師さんの身体の状況は、じつは窮地に追い込まれている事があります。

    心身症とは、各科が対応する身体疾患の内、発症や経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群です。日常生活で仕事や対人関係などの心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的治療では改善困難です。

    国立精神・神経医療研究センター

    気持ちの落ち込みであれば、鬱病、鬱状態などと捉える事が出来ますが、身体症状として現れた時、それがストレスが原因と捉えられずに放置されることがあります。

    不調を訴え内科や整形外科、耳鼻科などに行っても異常なしと言う事もしばしば。

    よって、見過ごされやすいのが心身症の恐ろしさなのです。

    心身症の症状

    では、どのような症状が心身症だと判定できるのか確認しましょう。

    初診時の主訴では、痛み(頭、腹部、肩、手足など)、胸腹部のもたれ、吐き気、全身倦怠感などが目立ちますが、心身症は心理社会的ストレスの影響した身体疾患群なので、過敏性腸症候群では下痢や便秘、機能ディスペプシアで腹部膨満感といったように、基本的には前述した疾患のそれぞれの症状に準じます。そして通常治療では回復が困難なことも特徴です。

    国立精神・神経医療研究センター

    これらの症状一つをとれば、心身症が原因と思うことは難しいかもしれません。

    該当の症状が長期にわたって続く、薬を服用しても改善が見られない場合は、心身症を疑っても良いかもしれません。

    看護師に疲れないために

    せっかく取得した看護師資格。今後、多くの人々を看護するためにも自分をしっかりと労わってあげてください。

    看護師に疲れないようにするためのアドバイスをご紹介します。

    自分の疲れを認める

    現在の労働環境はどうでしょうか、過重労働となっていませんか?
    ご自身が頑張りすぎてはいませんか?

    頑張っている人は、頑張っているとは感じないものです。
    ここで一度、自分がしている事を他人に置き換えてみてください。
    人が自分と同じ働きをしているとすると、「やりすぎ」「少し休んだら」と感じたら要注意です。

    客観的にみると、辛い労働環境や勤務状況だったと理解できる事もあります。
    自分の疲れや頑張りを認めて休みを与えてあげてください。

    疲れ・ストレスの原因を特定しておく

    あらかじめ自分が疲れたと感じた業務やストレスに感じていそうな内容を把握しておくことも大事です。

    連日そのような業務が続くようであれば意識して避ける取り組みをしたり、いつも以上にリフレッシュを行うよう心がけてください。

    よくある疲れやストレスの原因の一例をチェックしておきましょう。

    ・人間関係やいじめ、意地悪な看護師がいる
    ・適切な教育や指導をいけられないのに叱られる回数が多い
    ・絶対的人手不足で過重労働
    ・サービス残業ばかり、給与が業務量に見合わない
    ・患者さんやナースコールなどの対応への苦痛
    ・仕事のプレッシャーや精神的プレッシャー

    しっかりと休暇を取る

    休暇を取れ、休みを取れと言われても、上司に言いにくい、勤務状況的に無理という職場も多くあります。

    最も円滑に休暇を取得出来る方法としては、「診断書」の提出です。

    内科、心療内科、精神科、神経科などの受診をして、「休暇や休息を要する」との書類を提出する事で休みをとれるようになります。医療機関の診断である為、労働基準的にも認めざるをえません。

    悲鳴を上げた身体に鞭を打って頑張ると、心身症に留まらず、鬱病、パニック障害、適応障害などと進行し、再起不能となる顛末も予測できます。

    大きな病気に発展しないよう、早期に休暇を取る決断をしましょう。

    まとめ

    看護師の仕事に疲れた、と思うことは誰しもあります。

    ただ、それを軽視しすぎると心身症に繋がる可能性もあることをご紹介しました。

    心身症への予防策を中心に記載していますが、看護師を辞める・転職するというのも一つの選択肢です。ご自身やご家族の状況に合わせて早期に対応していきましょう。

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