結婚を機に一度仕事を辞める人は少なくありません。しかし、その後非常勤などとして仕事と家庭を両立させたいと願う人も多いです。ただし、妊娠を望んでいる場合には就職活動が難しくなる場合があるので、就職活動の際は注意しましょう。
妊娠を望んでいる人の就職活動とは
「看護師として働きたいけどこどもも欲しい」と考えている女性にとって、就職活動は困難なことがあります。なぜなら、就職先ではそのほとんどが長期的に採用したいと考えているため、妊娠してすぐに辞められては困るからです。
しかし、望んだからといってすぐにこどもができるとは限りません。
こどもができるまで働きたいという人やこどもができたあとも働きたいという人にとって、このような理由から就職できないのは自分や家計のためにも残念です。
どのような働き方が良いのか
しかし、働き方によっては十分に活躍することができます。
例えば、看護師の派遣や短期のアルバイトなどです。この場合は、妊娠を望んでいるか否かは重視されることが少ないので、採用される可能性も高くなります。
一方、通常の病院やクリニックにおける非常勤でも、採用試験の際に注意することで採用される可能性が高くなることもあります。
面接時の注意点
それは、面接のときにこどもが欲しいということを全面に出さないようにすることです。もちろん、嘘をつくのは良くありません。
しかし、面接などでこどもについて聞かれた場合、正直に「こどもが欲しくて頑張っているところです」と答えてしまっては、採用される可能性は低いでしょう。
そのため、「できたらうれしく思いますが、積極的な取り組みは今のところありません」や「いつかは欲しいと思っています」などと、にごして応えた方が採用される可能性は高くなります。
このように妊娠を望んでいる女性にとって、就職活動は不利になってしまうこともあります。しかし、働き方を考え、面接などの採用試験がある場合には、ある程度言葉をにごしておくと採用されやすいといえます。