退職理由は何ですか?
仕事へのうっぷんが溜まった、人間関係に疲れた、肉体的・精神的にぼろぼろ、仕事のプレッシャーや大変さに耐えられないなど、理由はあると思います。また、原因が一つではなく、多くの原因で爆発してしまう事もあります。
しかし、退職するには難関があります。
上司への退職報告と承認が必要になります。
引き止められることもしばしばの看護師の仕事。
すんなり退職に至る方法をお伝えします。
退職を伝える時の注意点
まず、嘘は絶対に厳禁です。
仕事を退職する時に、円満に退職することは大切です。
医療や看護の業界は、狭く、看護協会や研修などで転職前後の職場の上司同士が知り合いだったという事もあります。その後、気まずくなったり、採用試験自体に影響しかねませんので、円満に退職すべく、嘘はついてはいけません。
次に、どうしてもやめたい場合は、プリセプターと合わない、先輩と合わないという理由は認められにくいです。プリセプターは変更すればよいと、プリセプター交代と言う措置をとられることもあり、退職に至れない事もあります。
また、そこで、プリセプターが変更され、仕事を継続する場合、先輩や当人との関わりや人間関係が悪化する事もあり、働きにくくなる状況も考えられます。
退職理由で受け入れられやすい内容
看護師が退職に至る理由として多いのが、体調不良や、軽度の鬱状態、心身症や鬱病等の事が多い傾向にあります。
その場合は、診断書の提出が最もスムーズに退職出来る方法です。
休養が必要との診断があれば、退職はしやすくなり、退職後の失業保険の申請や受け取りも円滑にいくこともあります。
前向きにキャリアアップを目指す場合
胸を張って「やりたいことがあります」「キャリアアップしたいです」と言ってください。そのような職員は手放したくないと引き止められるでしょう。
しかし、根気強くその熱意を伝えてください。
能力やキャリアについて良く知っているのが看護の管理者です。
夢のある看護師の足を引っ張るような人はいないでしょう。
退職の心構え
短期間での退職や、新卒看護師の退職であれば、また一から始めると言う気持ちで転職しましょう。今まで教えてもらった病院での事は、少しの学びとして糧程度に捉えてください。そうでなければ、新たな職場に溶け込みにくくなります。
受け入れる側は、経験の浅い看護師は育てようという意気込みで関わってくれます。しかし、教育を受ける側が、自分は経験があると言うような態度で臨むと、歪みが出ると言う事を理解しておいてください。
出来ることであれば、3年は腰を据えて頑張ってみてください。
まとめ
なんとなく合わない、向いていないのではないかなどと明確な退職竜が無いのに退職すると、きっと後悔するでしょう。
一から始めると言うことほど大変なことはありません。
せっかく教えてもらったことをゼロにしないように、少し踏ん張ってみることも一つです。