はじめて転職をすると、うまくやっていけるか不安に思う人も少なくありません。転職した先でうまくやっていくためには、ちょっとしたコツがあるので知っておきましょう。
転職先でやってはいけないこととは
転職すると、その職場において新しいスタートとなります。今まで他の病院でたくさんのことを経験してきても、年をとっていても、その職場において「新人」は「新人」です。そのため、謙虚な姿勢を求められることが多いです。
転職先で嫌われるのは、「前の職場ではこんなにすごいことをしてきた!」と自慢したり、「これは、前の職場ではやってなかったことだからできません」などと何かと以前の病院と比較する言動です。
このように他の病院と比較するような発言が多いと、周囲の人は「だったら何でここに来たの」「ここはそこの病院と違います」と反感を持ってしまいます。聞かれて答える分には良いですが、そういった発言は控えるようにしましょう。
周囲の人とどのように付き合うか
また、経験が豊富な看護師であっても、「新人」となるわけですから、新しいことを1から覚えていく必要があります。
偏見を持たずに業務を覚え、たとえ年下であっても指導者には敬意を払いましょう。
以前やっていたやり方とは違う場合には、新しい環境でのやり方を定着させる努力が必要です。「郷に入れば郷に従え」と言われますが、うまくやるにはこれが一番です。
いくら経験が豊富で実力のある看護師でも、威圧的な態度で周囲とうまくできない場合には、孤立してしまうでしょう。看護はチームワークが重要ですから、周囲の人とうまくやっていく努力も必要です。
このように転職先でうまくやっていくためには、謙虚な姿勢で新しい業務をしっかりと覚えていくことです。
最初は「新人」として扱われますが、努力次第で実力は認められます。転職では即戦力を求められることが多いですが、ひとつずつ確実に業務を覚えてこなすことによってうまくやっていけます。