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    看護師の国家試験とは?【試験内容や注意ポイントをご紹介】

    看護師の国家試験で合格することができれば免許を取得することができ、晴れて看護師としての資格を得ることになります。
    あまりプレッシャーを感じず、大切なのは当日に向けて体調を整えることです。

    どんな問題がでるのか

    国家試験では、必修・一般・状況設定のそれぞれの問題から240問で構成されます。
    これらの問題はガイドラインに沿って作成されます。ガイドラインとは簡単に言うと「試験範囲」のことで、それはしっかりと確認して置かなければなりません。

    必修は看護師が看護するために特に重要な基本事項について出題されます。
    一般は解剖生理から、疾患、看護ケアまで幅広い範囲から出題されます。
    状況設定は1題につき2問か3問で構成される文章問題です。

    全240問で必修と一般が1問1点、状況設定が1問2点と点数配分されていて全問できれば300点満点となります。

    国家試験での注意ポイント

    6--30

    必修については80%は答えが合っていることが合格するための絶対条件です。
    この条件をクリアできないと、一般や状況設定がいくら正解していても不合格になってしまいます。

    状況設定は患者の年齢、性別、症状、検査値、言動といったことから設定され、状況を読み取って疾患を判断したり対応を問われる形式ですが、1問2点会得できるということで、これを落としてしまうと大きなダメージです。

    看護師の国家試験にはあらかじめ合格に対しての最低点数はありません。全受験者の10%が不合格となってしまうというシステムです。
    これは看護師の質の維持と向上を目的としているためです。

    国家試験の攻略法とは

    全受験者の10%が不合格ということは90%は合格できるということになります。
    それには受験者の人数を知っておく必要があります。

    受験者は学校を卒業見込みとされている人だけではなく既に卒業した試験浪人もいることを覚えておきましょう。その全員の受験者の中で10%に入らないためには必修として出題される問題の条件をまずクリアすることを考えなければいけません。

    基礎をきちんと把握しているのなら心配は少なくて済みますが、そうでなければ基礎をしっかりと固めておく必要があります。模擬試験を受けてみることで自分がどのくらいの順位にいるのか確認しておくこともいいでしょう。

    あとは過去の問題集を5年前ぐらいの分を勉強することです。
    しかしあまりにも勉強に根を詰め過ぎてしまって当日体調を壊してしまったら今までの努力が水の泡となってしまうかもしれません。
    大切なのは勉強をしながらでも体調管理はしっかりと行うことです。

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