看護師という職業はは激務です。それは仕事内容がきついということだけでなく、日々の生活において自身のプライベートな時間が取りにくいという点も挙げられます。それでもやりがいをもって激務に耐えられる人というのはどんな人か、いくつか特徴を挙げてみましょう。
特徴1 人と関わることが好き
1つ目の特徴として、人と関わることが好きということが挙げられます。
病院という施設の特性上、高齢者が多いものの様々な方々が利用しており、そういった方々と常に1対1で関わっていくこととなります。
患者さんの中には自身が辛い状況下にいることで気持ちに余裕がなく、攻撃的になったり、反対にひどく落ちこんでいたりする方がおり、そういった方々への対応で精神的にも疲労が来ます。時にはひどく傷つけられるときもありますが、それでも毎日笑って患者さんに声をかけられるのは、人と関わることが好きな人ならではでしょう。
特徴2 時間の使い方が上手
2つ目の特徴としては、時間の使い方が上手だということです。
看護師の仕事というと、病院内で毎日患者さんのお世話をするイメージですよね。もちろんそういった仕事もありますが、医療職ですので、薬剤や治療内容を把握したうえで患者さんに提供しなければなりません。
そのためにはそういった知識の習得や、技術の向上が求められます。
休みの日にも書店で専門書籍を探したり、全国各地で行われている研修へ足を運び、自身の仕事に関するあらゆることを学んでいます。
また、病院によって勤務形態は様々ですが、基本的に日勤と夜勤が織り交ざったシフトで日々業務を行っています。自身の勤務の流れを把握し、自身にあった生活リズムを作り上げていくのは慣れと工夫が必要です。
激務で疲労が蓄積している中、いかに自身のプライベートの時間を充実されるか。時間の使い方が上手な方は仕事中だけでなく、休日でもその能力が発揮されます。
激務に耐えられない方とは?
では、反対に激務に耐えれない方はどういった方かというと、優しすぎる方です。
看護師というと優しく患者さんの面倒を見ているイメージですが、時には心を鬼にして患者さんに接することもあります。
治療のためには必要だけど、患者さんから拒否されるといったことは日常茶飯事。
そういった状況をいかに工夫して解決するかという点も看護師の腕の見せ所です。
また、診療科にもよりますが、処置や手術映像等で目を塞ぎたくなるような傷や体内の様子などを目にすることも非常に多いです。そういったものを見た際に必要以上に患者さんに感情移入してしまう方は、辛さに耐えられなくなってしまうのです。