看護婦として働いていると平均年収が高いと言われていますが、その実態はどのようになっているのでしょうか。もらった給料をどのようにして使用しているのかは、仕事の実態と大きな関連性があります。また、計画的に看護婦になった人が多いという状況を反映している使い道も多くなっているのが現状です。
平均年収が高い看護婦の実態
看護婦の平均年収は470万円程度を推移していて、他の業種に比べると高い水準になっています。特に働き始めてからの年収が高いのが特徴です。これは夜勤手当や休日出勤手当などの各種手当が充実していることに加えて、責任のある仕事であることから初任給から高めになっているのが理由となっています。
ただし、高い給料を手に入れて存分に私生活を楽しめるかというと、現実はそれほど甘くはない場合も少なくありません。仕事が忙しいからこそ給料が高いのが事実であり、なかなか私生活に十分な時間を取れない看護婦も大勢います。そのため、貯蓄をして将来の結婚生活に備える人もいますが、今をしっかり楽しもうと使いみちを考える人もいるのが現状です。
忙しいからこそしっかりと使って気晴らし
看護婦として働いていると忙しくてストレスも大きくなりがちです。
そのため、休みが取れたときにはしっかりと気晴らしをしようとお金を使う人は大勢います。日帰りや一泊程度の旅行に出かけたり、ショッピングに出かけて普段はできないようなおしゃれをしてみたり、趣味に傾倒したりするのはよくあるパターンです。
仕事で気が滅入ってしまうような事件に遭遇してしまったときに有給を取ってこういった気晴らしをする習慣をつけている人もいます。ストレスが多い仕事だからこそ、うまく溜め込まないようにお金を使うという判断をしている人が多いのです。
将来に向けた習い事も人気
看護婦になる人の中には女性として将来的に働きやすいようにと計画的に資格を取得した人も多いのが実情です。その周到さを反映しているお金の使い道もあります。仕事ができるようになったら次に目指すのは結婚生活であり、パートナーを見つける機会として習い事を始める人も少なくありません。
また、パートナーがいるかいないかにかかわらず、主婦になって働くためのスキルアップを考えて料理や手芸を学んで将来に備える人も多いのが特徴です。また、主婦になった後での復職を考えて、予め別の資格を取得しておく用意周到な人も少なくありません。