現在、医療・福祉業界は、慢性的な人手不足になっています。
これは、介護現場にかかわらず、病院などにおける看護師も人手不足になっているます。
これを受けて、大学の看護学科が新設または増設され、看護師の専門学校が新設されてきています。
そのため、看護師を有する方が、今後、増えてくることが予想されます。
そこで、今から看護として働かれる方または看護師の転職される方々のために、現在の看護師の募集状況や平均的な条件を記載していきます。
募集状況
前述のとおり、看護師は、人手不足であることから多くの募集がかけられています。
具体的には、病院やクリニック、高齢者施設、訪問看護ステーションなどのになります。
このような状況から、就職率は、ほぼ100パーセントになっています。
明らかに、不適切な行為を行わない限り、採用されています。
もっとも、市民病院などの就職は公務員となることから、ペーパーテストも行われることから、不合格になる確率は他の病院や施設よりは高くなります。
ただ、このように入口は広いものの、看護業界は離職率も高いことから、より良い職場に就職するために、希望する職場の定着率を確認することを忘れないようにしてください。
勤務体系
看護師として働く条件として、勤務体制は重要な項目の一つになります。
そして、看護師の平均的な勤務体制としては、2交代制と3交代制があります。
2交代制となると、だいたいのところが日勤と夜勤になっています。
例えば、日勤が8時30分から17時、夜勤が16時30分から9時になります。
次に、3交代制は、日勤と準夜勤、深夜になります。
例えば、日勤が8時から16時、準夜勤が16時から0時、深夜が0時から8時になります。
さらに、勤務体制の中でチェックする必要があるのは、シフトの問題です。
基本的に、夜勤や深夜勤務のあとは、疲労を考えて休みなるところが多いですが、まれに、人手不足の職場では、夜勤や深夜勤務の後に、日勤や準夜勤を入れてくるところもあります。
このシフトは、非常に疲れるので、できれば、夜勤や深夜勤務のあとは、休みを義務にしているところを探してください。
平均給与や休日など
次に、条件として重要な項目は、給与と休日になります。
まず、給与については、平均給与は約35万円ほどになります。
ですから、年収としては約400万円から600万円ほどになります。
ただ、夜勤を行わない高齢者施設や訪問看護ステーションなどは夜勤を粉っている病院等に比べて、収入は下がります。
次に、休日ですが、平均して年間110日になっています。
市民病院などの公務員待遇のところなどは、夏期休暇や年末年始休暇を設けているところもあります。