これから看護師を目指している方にとって、気になるのがどんな髪型にすればいいのかもその一つでしょう。
特定の決まりは、実はありません。
しかし、看護師と言う職業柄、支障がないようにすることや患者さんへの影響もあるので、マナーとして知っておくべきポイントは抑えておく必要があります。
ロングが好きだけど、看護師になるには長すぎる髪型は適していないのではと悩んでいる方も、参考にして下さい。
要は、患者さんに与える清潔感と本人にとっても仕事のしやすさが叶えられるように、それぞれのヘアスタイルに合わせた工夫をその都度、行うのが看護師としての適切なマナーだと言えます。
ロングの場合はきっちりまとめる
看護師の髪型でロングの場合には、しっかりとまとめる必要があります。
患者さんの看護を行うのにその都度、長い髪が揺れ動くようでは支障が出て来ますし、本人にとっても邪魔になります。
現在では、点滴の器具に当たるという理由でナースキャップを使わない病院も増加して来ています。それほどに、患者さんへ医療を行う際には細心の注意を行っているので、長い場合にはしっかりとまとめて固定をするのが一般的です。
前髪もあまり動かないようまとめる
また、前髪や耳の辺りの髪もあまり動かないように長い場合は、ヘアピンで留めるようにしたり、耳にかけたりします。患者さんの顔元で看護を行う時に、度々、長い前髪が落ちて来て手で払うのは、印象も良くありません。
それだけ、無駄な手間がかかってしまうこともありますし、患者さんにとっても好感度が良いとは言えないからです。そのため、揺れ動く程度に長い髪は、出来るだけヘアピンで留めるのが一般的になっています。
結べる程度の長さになれば結ぶ
看護師の髪型では、ショートやボブスタイルの方も多くいますが、それ以外の長さで結べる程度になれば結ぶ方が多くなっています。
結べる長さにやや足りない場合でも、後れ毛は全てヘアピンで留めるのが普通です。清潔感を重視する意味でも、髪が揺れ動いて度々手で触る行為をしない意味合いもあります。
看護師を目指している方は、このような髪型のマナーを守って看護の仕事に従事できるように努める必要があります。
結んでいる看護師も多いため、白衣の姿の時とプライベートの時の姿でまるで別人のように見えるというのは、髪型の印象が大きくことなるためからそんな風に感じることが多くなってしまうというのも、良くあります。