看護師として働いていると、時に自分と近い年齢の患者さんが入院してくることがあります。
高齢化のより高齢者の入院や、中高年者の生活習慣病による入院はありがちですが、青年や成人の入院は少ない病院の方が多いです。
しかし、時に、たまに入院してきた患者さんが意中の男性増であったらどうでしょう。
また、向こうからのアプローチがあったらどうでしょう。
患者さんと看護師の恋愛関係についてズバリ聞いてみましょう。
患者さんとの恋愛って、あり?なし?
看護師側として、患者さんとの恋愛はOKと感じている人がたくさんいるようです。
しかし、仕事にその恋愛感情を持ちこまない事が大切となってきます。
他のスタッフにその関係がばれてしまっては仕事がしにくい状況になったり、恋愛による浮ついた気持ちから仕事に身が入らない、ミスが増えると言った状況を引き起こさないようにしなければなりません。
その区別やけじめが難しく、恋愛を断念したり、それでも両立しようと自分を律したりして、その患者さんと退院後も良き関係を続けているという人もいるようです。
看護師と患者さんの恋愛はどの程度あるのか
実際のアンケートから、「患者さんとの恋愛があり」との回答が60%を越えてありました。「ない」と応えた看護師は、30%程度となりました。
予想以上に「あり」が多いですが、病弱な患者さんとの恋愛なんてありえない、病気を持っていると分かって恋愛しても自分が面倒みなければならないことが考えられないという答えがありました。
患者さんの視点
白衣の天使、病気出来も弱っている状態で、優しい言葉をかけられたり、気にかけた言葉を貰うと、気持ちが傾いてしまうという回答があります。看護師自身は、当然の言葉であったり、関わりで極普通に誰にでもかける言葉であっても、患者さんからすれば元気づけられる、力づけられる言葉になるようです。
実際に恋愛に発展し易い状況
診療科別にして、患者さんと恋愛が成立し易い分野は、整形外科です。
整形外科は、骨折や運動器の損傷による入院が多く、後に引く疾患で無いことが多い為、回復してその後の恋愛を想定し易いという特徴があります。
治療が終了すれば病気が無い、通常の生活に戻れることが多く、未来を心配する必要がない場合が多いです。また、整形外科では、安静と治療によりリハビリテーションを必要とし、入院が少し長引く場合があります。そんな時に関わりが増えて恋愛に発展し易いという状況があります。
恋愛の対象と出来ない場合
診療科が、新生児や小児を対象とした病棟、精神科病棟、療養型病床等にいては恋愛対象にできない診療科や治療分野もあるようです。しかし、療養型や老人病床では、正気の患者さんや認知症を患う患者さんから若い看護師にアプローチがあったり、子供や孫の紹介があったりするようです。
まとめ
看護師と患者さんの恋愛関係は、実際あるようです。
しかし、その後の生活に看護や介護を必要としない疾患の患者さんが対象になる事が多いのが現状です。やはり、白衣の天使と言えど、看護や介護を約束された恋愛はお断りという現実となるようです。