看護師になるためには国家試験に合格しなければなりません。
看護師と言うのは患者さんに対して、常に冷静な判断の下で接しなければならないと言う特殊な職業ですが、病気になって病院に入院した患者さんが元気になって退院することが最も遣り甲斐を感じる旬だと言われています。
国家試験ってどこが開催してるの?
国家試験は厚生労働省が管轄となる試験が毎年開催されており、試験の開催場所と言うのは北は北海道、東北エリアでは青森県や宮城県、関東においては東京都、東海地方や北陸エリアでは愛知県や石川県、関西から山陰にかけては大阪府や広島県、四国地方では香川県、九州エリアでは福岡県、そして沖縄県などになります。
1年に一度のチャンスと言う看護師の国家試験は保健師助産師看護師法と呼ばれる法律に基づき、厚生労働省が管轄なって開催が行われる事になります。
受験資格について
因みに、受験資格と言うのは文部科学省の法令や厚生労働省で定める法令における基準に適合し、文部科学大臣が指定をしている学校教育法の中で、看護になるために必要とされる学科を修めて卒業、3年以上の当該学科を修めた人などが対象となると言った決まりが在ります。
また、文部科学省の法令および、厚生労働省の法令の中で定められた基準に適合し、都道府県知事が指定を行っている看護師養成所を卒業などの条件が在ります。
この事からも、厚生労働省が国家試験を開催すると同時に、厚生労働省が定めた学校を卒業するなどの条件を持つ人であれば試験の受験資格が与えられ、試験に合格することで資格を取得することが出来ると言う事になります。
試験科目や看護学校について
尚、試験科目と言うのは特殊な職業で在る事からも専門的な試験科目になっているのが特徴で、人体の構造および機能について、疾病の成り立ちや回復の促進について、健康支援および社会保障制度、基礎看護学を初めとして、成人や老年小児、母性、精神などの看護学、そして、宅看護論や看護の統合と実践と言った科目の受験を受ける事になります。
看護学校と言うのは看護師になる人が通う学校であり、この学校についても厚生労働省が監督および指導を行うなどの特徴が在りますし、都道府県知事がしている学校を卒業していなければ資格を取得するための国家試験の受験資格が与えられないなどの特徴が在ります。
資格を取得することで全国の病院施設が募集を行う求人に対して応募が可能になります。
また、資格を取得することで知識を持つと言う事や最低限の技術を持つと言う判断が下されるわけです。