看護師だって、ストレスが溜まるし、どんなに仕事が好きでも、疲労を募らせ、仕事が苦痛になることがあります。人間ですから!!
仕事以外でも、日常生活や私生活、プライベートが原因で心が辛い、仕事に行く気がしない事もあります。看護師だから、いつも清潔感あふれ、元気に明るくしなければならないと言う事はありません。
しかし、仕事に雇われている人材として、また、専門職として、与えられた仕事は責任もって誠実に努めなければなりません。
では、看護師が心の健康を保ち元気に仕事が出来る方法を探ってみましょう。
メンタルヘルスとは
(ストレスの原因)
- 仕事の肉体的疲労
- 仕事の精神的疲労
- 仕事の人間関係
- 患者さんや患者さん家族からのクレーム
- 仕事のプレッシャーや業務量
- 失敗やミス
- 叱責や指導
- 交友関係のトラブル
- 睡眠不足
- 休暇不足
- プライベートの充実感不足など
(メンタルヘルス)
仕事をする人々が、自分のストレスや苦痛に気付き、自分で何とかしようと心も健康づくりが出来ることが大切です。
自分では何ともならない事もあり、事業者は、従業員の心のケアを行うためにリフレッシュできる環境づくりや休暇制度など、精神的サポートを用意するよう求められています。
・事業者の役割
看護師の精神的トラブルに対して、早期発見、治療勧奨、休職の許可や復職時対処を求められています。
労働時間、労働量、配置転換など、その看護師の適性た能力の応じた適所への配置を行うよう求められます。
(セルフケア)
自分で自分のストレスに気付き、これに対処し、心の健康を保てるよう知識付けやストレス発散法を実践します。
また、ストレスを感じた時の体や心の状態がどのようになるかを知り、自分の異常に早期に対処出来るよう認識づけます。
ストレスマネジメント
(ストレスマネジメントとは)
ストレスの原因やその人に合うストレス対処法、を実践し、ストレスに対し、それを乗り越える力を養います。
自分のストレスの程度に気づくことから始まります。
(ストレスマネジメント方法)
ストレス対処とは、自分がリラックスでいる、安心出来る、緊張を解くことが出来る方法で、誰一人として同じ方法はないでしょう。
よって、自分に合い方法を見つけましょう。
- 動く:ウォーキング、ランニング、スイミング、サイクリングなど、自然を楽しむことも含む
- リラックス:ストレッチ、入浴、睡眠、音楽療法、瞑想、アロマセラピーなど
- 話す:友人、家族、同僚、先輩など
まとめ
仕事に対してストレスが強すぎるのであれば、どのようなストレスマネジメントをおこなっても解消されることはないかもしれません。
職場が向いているか、不向きかと言う事も考えなければならないかもしれません。
しかし、健康でも、今の仕事が好きでも、時に疲弊し、弱音を吐きたくなる事もあります。看護師だって、心を持つ人間です。
いつも、いつも元気ではいられません。
落ち込むこともあるし、イラつくこともあります。
次の日に引きづらないように、自分に合うストレス発散法を見つけましょう。