看護師の仕事は、身体的にも精神的にもかなりハードです。
そして、不規則勤務や交代勤務、対人関係や人と関わる仕事、緊迫感ある職場や命に関わる現場である為、ストレスを抱えやすい職業です。
看護師として、献身的に患者さんを看護したい、思いやりある看護で病んだ人を癒したいと考えて看護師を目指した人でも、時に、この仕事を嫌になったり、もう辞めたいと感じることがあります。
転職や離職で他の職種に転換する人も出るほど、キツイ職業とも言えます。
看護師が、モチベーションを維持して明るく、生き生きと働くために必要な事、心掛けたい事を知り、落ち込んだ気持ち、辞めたい気持ちを乗り切りましょう。
そもそもモチベーションとは
「意欲」「やる気」「活力」です。
行動を起こす上で、人間は、原動力を必要とします。
やる気が無い事には力を注げず、前向きに取り組むことができません。
仕事においても、意欲ややる気、やってやると言う力が無ければ就業する事ができませんし、出勤できてもその力を発揮する事ができません。
よって、仕事を行う為の力を持っていなければ、どんなに能力の高い人材であっても、その能力を出来ず、自分の興味関心や、やる気に関わる内容で無ければ生き生きと仕事を行う事ができません。
看護師かモチベーションに関わる事
モチベーションが高くなる事
- 上司や患者さんに褒められる、「気持ちよかったよ」「ありがとう」の声を聞く。
- ケアに対する患者さんの表情の緩和や苦痛の緩和。
- 患者さんの退院や転院。
- 資格合格やセミナー参加によるスキルアップが叶った時。
モチベーションが下がる事
- 勤務希望が叶わなかった
- 休暇の不足
- 患者さんやその家族からのクレーム
- 上司や先輩からの注意、その理由が理解できない時
- 残業や残務が多い
- いじめや人間関係の悪さ
- 給与が少ない
モチベーション維持への方策
- 褒められた事や喜んでもらえた事を思い返す
- セミナーや学会など自分の知的好奇心を満たせるよう行動をとる
- 患者さんと関わる、話す
- 給与や賞与日を目標に日々を暮らす
- 自分のしたい事やプライベートの充実を図る
- 白衣を脱いだら、普通の女性に戻る
- 就業後は、仕事を引きづらない
まとめ
仕事を行うために、その原動力が必要なのは医療職、他職種変わりありません。どの職業でも、人間関係やストレスに悩まされるのはその度合いの程度はありますが、変わりありません。
自分が何を欲して、どうしたいのか、自分の心の声に耳を傾け、その声に忠実に行動する事でモチベーションを維持する事が出来ます。
ストレスに潰されそうな時、「スイ-ツが食べたい」と思えば、我慢せず食べます。
「ドライブに行きたい」と思えば、少しでもドライブに行きます。
思い思いの行動で、ストレスと上手く付き合う事が必要です。