看護師の仕事をしているけれど、やっぱり家庭を両立して家族を作りたいと思う事は必然な流れです。なかなか妊娠せずに、不妊治療や妊活を始める看護師さんもいます。
女性として生まれたのであれば、子供を産みたいという気持ちは当然です。
ですが、厳しい労働状況の中、仕事を続けながら妊娠するための大切なことをまとめてみました。
活動と休息のバランスを
毎日の仕事自体で、心身ともに疲弊し、その中で妊活をするには、気力と体力が必要です。
日勤、残業、夜勤、委員会、書類整理、研修や学会と日々にこなさなければならない事も多く、当面の予定がびっしりと言う場合があります。妊娠には、十分な体力が必要で、妊娠を継続するためのエネルギーも必要です。
無理をしすぎて疲労を溜めると、妊娠できても流産という悲しい結果も多く聞くのが看護師と言う仕事です。それだけハードな仕事なのです。
仕事、休息をメリハリつけて、そこに妊活を加える、体を整える時間を設けることが必要です。何より、溜まった疲れの発散が必要です。ホルモンバランスは、少しの無理と少しの疲労蓄積で狂います。無理しないを心掛けてください。
ストレスをためない
妊娠で最も悪い物がストレスと言われています。
ストレスは、脳内の神経バランスを崩し、女性ホルモンはもとより、成長ホルモンや甲状腺ホルモンなどの妊娠に関わる多くのホルモン分泌を狂わせます。
不規則勤務や過労、人間関係などのストレスも影響を与えます。
好きな事をして充実感を感じる、幸福感を感じる、大声で笑うなどストレスを発散することが大切です。
笑いに関しては、おもしろいことが無くても、空笑いでも、「笑う」と言う事は脳に良い影響を与えるそうです。面白くなくても、笑ってみてください。ストレスを吹っ飛ばしてくれる作用があります。
栄養とエネルギー
妊娠するには、もう一つの命を自分の体に埋め込むと言う事です。
それを育み大きくするためには、多くのエネルギーと栄養素が必要です。不規則な仕事で栄養も偏りがち、面倒だからと出来合いの惣菜やファーストフードやレトルト食品に頼る生活をしていると真の必要な栄養を摂取できないことになります。
ただカロリーをとればよいという事ではありません。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルのバランス良い摂取が妊娠するためにも、妊娠を継続するためにも必要なのです。
運動と活動
看護師の仕事は、動くことが多い仕事です。
十分に動いていると感じているでしょうが、仕事で動くことと、仕事以外で動くことは違います。仕事で動くことは、嫌でも嫌でなくても行わなくてはなりません。ストレスを伴うこともあります。
しかし、仕事以外でウォーキングをしたり、散歩をしたりすることは、ストレスの発散と有酸素運動、リラックスという良い結果をもたらすこととなります。
ストレスが伴わないと言う事は、血流を促進し、身体を喜ばせることにもつながります。身体に良い活動を始めませんか?
まとめ
妊活を始めると、体にいいことを始めたくなります。
無理しない、ストレスをためない、運動と活動をバランスよく行うなどの注意点があります。
不妊の影響として、「ストレス」は重大です。
自分に合ったストレス発散方法と、妊娠しようとあらゆることを気にしすぎないこと(気にしすぎがストレスとなる)が気をつけたい事です。