医療機関でナースとして働く時、欠かせないのはナース服の存在で、選び方一つで快適性に差が出る事があります。
ナース服はナースの制服ですが、見る人は必ずしも医療関係者とは限らないので、誰から見られても清潔感が認められる事が大切です。
また、取り扱い方一つでも、ナースの資質が問われる切っ掛けになるので、常に清潔に保てる物を使用する点がポイントになります。
ナース服選びのポイント
ナース服選びの条件が理解出来れば、製品を選び出す事は難しくありませんし、着心地や使い勝手の良さを感じながら長く愛用する事が出来るようになります。
ナース服は清潔感が求められる制服です。
白さが目立つこの制服は、清潔感を表す象徴であったり、白い事が安心感を与える切っ掛けになります。
しかし、白い制服は汚れが目立つので、手洗いや洗濯が無理なく行えたり、比較的早く乾燥する素材の物を選ぶ必要があります。
洗濯時の扱いやすさとしては、そのままの状態で水洗い出来る事、シミの除去に不可欠な漂白が行える二点が重要です。
水洗いが不可能で、漂白剤の使用も厳禁だとすれば、付着する汚れに対して何も対処する事が出来なくなります。
つまり、洗濯が行える事は大前提で、更に豊富な洗い方が選べる必要がナース服には存在します。
扱いやすさが決め手
扱いやすさがナース服の決め手になります。
いつでも洗える点は、清潔感の維持が欠かせないナースには重要で、直ぐに汚れが見付けられる事、そして素早く洗える利点がメリットに変わります。
仕事着である以上は、乾きやすさも大切な要点になるので、水分を含みにくく素早く乾かせる素材が選択の秘訣になります。
乾燥に時間がかかる素材は、生乾き状態が長く続く欠点があるので、雑菌が臭いを増やす原因になり得ます。
洗って直ぐに乾く事は選択の目安で、雑菌を防ぐ抗菌処理が行われていたり、作りが良くて解れにくい製品が有効な選択肢になります。
ナース服の質
質の良いナース服は長く着る事が出来ます。
化学繊維製の製品は、洗濯に対する耐久性が高く、同時に乾きやすい性質を持っているので、何度でも洗って清潔さを保つ事が出来ます。
従来のナース服や白衣は、天然素材を元に作られていたので、耐久性が低く一度解れれば大きく劣化する事もありました。
現在では多くの製品に化繊が採用されているので、基本的な品質が向上しただけではなく、扱いやすさの点でも大幅に進化しています。
今製品を選ぶ必要がある場合は、縫製の質や作りが丁寧なだけではなく、抗菌加工等の付加価値を含めて選択する事がおすすめです。