4月、始めて職場に入り、真新しい白衣に身を包み、気持ちを一新して仕事を開始した新人看護師さん。
もうそろそろ、職場の人間関係に気づいてきたころでしょうか?気難しい人、優しい人、意地悪な人、お手本にしたい人など、その人それぞれのカラーが見えてきたのではないでしょうか?
女の職場、嫌われたら厄介です。
ここだけは押さえておきたい新人の心得をまとめてみました。
最低限必要な事
先輩看護師、上司に嫌われないために、少なくとも抑えておきたいポイントがあります。
やはり、人間と関わる職業ですから、人の癇に障らない事が大切です。
では、仕事を円滑にするために、自分が気をつけておきたい事をまとめます。
・笑顔と挨拶
なにより大切なのは、第一印象とその後の印象です。
暗い顔で、返事もあるのか無いのかわからない人に対して、何を教えたいと感じますか?売っても響かない鐘は鳴らしたくないものです。
感じよく、明るく、エネルギッシュな笑顔で挨拶が出来ることは、人と関わる上で最も大切と言えます。
・素直で誠実に
教えてもらう立場、指摘されたからと言って「むっと」するような新人に何を教えよう!!教える気すら起きません。また、教えてもわかった振りをする、分かったかどうかわからない場合、「もう教えたくない」と感じます。
素直に「ありがとうございます」「気をつけます」と自然に言える事、「もい一度お願いします」「分かりません、教えてください」と腰を低くしてお願い出来ることは新人職員として大切です。
・身だしなみを整える
ばっちりメイクで、派手な身なりでいると、仕事場に何をしに来ているのかと思われます。また、髪の毛はぼさぼさで、顔を洗ったかもわからないという身なりも不潔です。
ナチュラルメイクや軽く整えた化粧、髪の毛やユニホームを整えて清潔感ある身なりが大切です。
特に、学校を卒業して、好きな髪色に出来ると感じやすいカラーリングですが、看護師と言う職業上、信頼や信用の面においてもカラーの程度は弁えておきましょう。
書き留める
頭がいい人は、教えられた事を書かなくても分かるかもしれません。
しかし、教える側からすれば、分かっているのかどうかも分からないし、次、分からなくなっても書き留めない人にはもう教えたくないと感じるのが人間の心理です。
やる気を見せるという姿勢を強調するためにもメモは大切です。
心身の健康
やはり、仕事を始めると環境の変化で体調を崩し易いものです。
しかし、新人と言う立場からなかなか休めないのが、この立場です。また、休もうものなら、「身体弱いの?」「今度の新人、使えないんじゃないの」などと嫌な憶測は沸く原因となります。
心身の健康管理はしっかり行い、しっかり食べて、しっかり休んで疲れを溜めずに仕事に出勤する事も大切です。
まとめ
教えてもらうという弱い立場の新人看護師は、教えてくれる人を確保する必要があります。その為には、自分の身なり、立ち振る舞い、仕事への熱意が大切です。教えてあげたい新人さんになるために、弁えておくべき事を理解しておきましょう。