看護師の志望動機に求められることは、基本的には一般企業が求めるものと変わりません。
職場が望んでいる3つ条件は「すぐに辞めない」「即戦力になる」「組織に馴染める」という3つです。
ここでは、職場が求めるもの、看護師に特化した志望動機、好印象を与えられる内容、について見ていきます。
看護師に求められるのは?
現在は医療機関は慢性的な人手不足の状態です。
なので、即戦力になってくれる人は喉から手が出るほど欲しい存在です。
実際、結婚や出産のために離職したブランクありの看護師でも、5年以内であればすぐに勘を取り戻して即戦力になってくれるということで、採用されやすいです。
すぐに辞めない、組織に馴染める、ということはもちろん、即戦力となれる実力を持っているのであれば、かなり有利です。
志望動機を考える
志望動機を考えるときには、必ず主体的に行うようにします。
つまり、自分から学びたいという意欲を見せることが重要ということです。
教えてもらう、仕事をもらうのを待っているという受け身の態度ではなく、自分がどんな目的を持っていて、そのためにこの仕事をしたい、という熱意を伝えることが重要です。
自分がどういう人間か、どうしてこの診療科、施設なのか、なぜこの職場なのか、ということをはっきりと伝えることが必要です。
ありのままの気持ちを伝えることは大切ですが、正直に伝えすぎて「給料が良いから」「残業が少なそうだから」という内容は省きましょう。
伝えるべきことは、職場にとっても利益になる内容です。
例えば「明るそうな職場」「最先端の医療機器を持っている」などということです。
好印象を与えるには
どの職業にしても、主体性のない人間は嫌われます。
誰かにやれと言われたからやった、というタイプはやる気がない人間と思われても仕方ありません。
好印象を与えるには、自分の行動の責任は自分が責任を持つという責任感をアピールする必要があります。
自分がやりたいことのために、このように動くというのであれば、相手も好意を持って迎えてくれます。
さらに好印象を与えるには、相手がどんなことを望んでいるかをリサーチしておくと役立ちます。
例えば、慢性的な人手不足で困っている、体力仕事ができる人間を募っている、というのであれば、自分が得意だとアピールできる場合にはそこを強調してみましょう。
体力だけは誰にも負けない、など人に比べて絶対に負けないポイントをアピールできると強いです。