入職し一カ月、ゴールデンウィーク明けに仕事に行きたくないと駄々をこねた新人看護師はどのくらいいたでしょうか?また、ゴールデンウィークなんて無かったと休暇もままならない新人看護師はどのくらいいたでしょうか?
看護師を初めて1カ月、理想と現実のギャップに適応すべく心や体を調整しなければならないと思いを新たにしたことと思います。
多くの悩みを抱え、それを打ち明けられず、気持ちが押しつぶされそうな新人看護師は多いのが現状。あなただけではない!!みんなそう感じている!!
そして、あの恰好いい働きの良い看護師も実は、数年前、同じ悩みに悩まされていたと聞くと少し安堵しませんか?
安心しましょう!!じつは、新人看護師はこんな事で悩んでいます!!
実は、隣のあの子、同期との関わり方に苦戦!!
同僚との関わり方。
あれ?あんなに仲よさそうなのに、腹の中とは違うの?
集合研修や技術演習で、時間を共にすることが多い同期の看護師。
まず、この時期に、どう馴染んでいけばよいのか不安を感じることが多いようです。
誰とでも話せる子、引っ込み思案な子、話しかけられても人見知りをしてしまう子、性格は様々です。
看護を初めて行う同士であり、ライバルでもあります。
負けず嫌いな子は、競おうとしてくることも。
チェックリストを早く終わらせよう、どれくらい進んだ?と聞いてくる子を厄介に感じることもあります。
時に、心強い存在となり、時に煩わしくなってしまう事もある。
気の合う仲間を見つけて、ともに支えあえる同期を見つけましょう。
現場の人間関係
同僚、先輩、指導者、管理職など、病棟や組織の人々との関わりに悩みを感じている新人さんがいます。学校の先生とは違う上下関係、容易く声をかけるなんてできない先輩や上司。
気に入られるように経ち振舞うにも限度があります。
そんな変な気を使っていては、日々の業務に疲弊しているのに、精神まですり減らして大変です。普通にしていればいいのです。礼儀と言葉遣いだけ気をつけて、普通に仕事をしていれば目を付けられることはありません。
厳しい先輩や上司ですが、いつも厳しい訳ではありません。
評価するところは評価してくれますし、よく観察してくれて、気にかけてくれているのです。プライベートで食事や休暇に誘われたら、出向いてみてください。
いつもと違った一面が見れるかもしれません。
身体的疲労・精神的疲労
実践の看護は、学校教育とは似ても似つきません。
臨機応変な対応と緊急は対応とその一瞬一瞬で看護や状況は異なります。
優先順位を考えていたのにその通りに行かないなんて当たり前です。
身体的ケアや医療処置による疲労、業務の量の多さによる疲労、日々の疲労の蓄積による疲労と身体的な疲れを感じます。
そして、上手くいかない状況や、お叱りを受けること、時間的プレッシャーや周囲からの眼差しによる重圧と精神帝ダメージも多いです。実習ではこんなに感じることは無かったと身体的、精神的弱まりに悩む新人看護師が多くいます。
休暇が無い、待遇に不満
休日の自主学習、復習や休日の委員会活動やチーム会出席による休暇の消化があり、十分に休日が取れていないと感じている新人看護師は多くいます。
シフト制で働く看護師が多く、土曜日、日曜日の固定給の友人とは遊べないなど、不規則勤務への不満を感じてしまう事もあります。
しかし、これは、看護師をする上で予測できたことです。
分かっていたけれど、その大変さを身をもって体験したと苦痛に感じてしまう事もあります。そして、入職して1カ月経過し、給与を貰い、こんなに頑張ったのに、この給与?とがっかりした新人看護師もいます。
給与が低いとは感じないでください。
自分は、それ相応の働きをしていますか?
自分の力は、一人で発揮できていますか?
フォローが必要な分、そのフォローをするから重いほどのスケジュールで動けない人たちがいることも知っていてください。
しかし、しっかり休めない、給与や待遇に満足しない新人看護師がいることも現状です。
まとめ
今年新人看護師として働き始めた同士は、このような悩みを抱えています。
あなただけではなかったのです。
そして、あのバリバリ働く先輩も、数年前までは同じ悩みに悩まされていました。
あなたはどうしますか?
もう少し頑張って、あの先輩を目指しますか?
早期リタイアして見えない未来を想像しますか?
もう少し頑張って、悩みを打ち消してみましょう。