二交代制であれば月に4回程度の夜勤、三交代制であれば月に8回程度の夜勤でしょうか。
夜勤のモチベーションは、夜勤メンバーで決まると言っても言い過ぎではないでしょう。肉体的にも精神的にも大変で、通常寝ている間の仕事となれば、ストレスや疲労は絶大です。
夜勤の勤務看護師は、日中と異なり少人数で行うこととなり、2人、3人と言うことも多く、人間関係が左右されます。怖い先輩、気を遣ってしまう先輩、なんか気の合わない同期など、今晩どう乗り切ろうと仕事に行きたくないメンバーのこともあります。
夜勤を共にするメンバーは、決めることが出来ず上司任せ。
また、夜勤の精神的ストレスは人間関係以外にも多くのストレスとプレッシャーを抱えます。
そんな精神的にキツイ夜勤を乗り切る方法を考えましょう。
夜勤の精神的ストレス
- 仕事量と時間的プレッシャー
- 受け持ち患者数が多い
- 眠たいのに眠れない
- 少人数で責任重大
- 夜勤の相方との不仲や苦手意識
- 患者さんのクレーム
- 不眠、不穏患者の対応
看護師があまり一緒に夜勤をしたくない相手
- マニュアル人間
- 新人の時怖かった先輩
- 自分のプリセプター
- 仕事、要領が悪い後輩
- 報告、連絡、相談が出来ない自己判断でなんでも進める看護師 など
苦手な相手と夜勤を乗り切る方法
- 夜勤中の休憩や合間で食べる食事や間食に少しお金をかける(奮発する)
- 自分へのご褒美を用意する
- 自分の仕事を寡黙にこなす
- 自分の夜勤の仕事を早めに終わらし、合間で係活動や委員会の日中している仕事を終わらせる
- 夜勤明けにショッピング
- 夜勤明けのエステやマッサージ
人間関係以外のストレス対処法
- 仕事の判断や、業務内容に不安があるのであれば、共にしている看護師に協力依頼をする。
- 一緒に仕事をする看護師と綿密にコミュニケーションを図り情報共有する
- 話せる相手であれば、夜勤の方が時間的余裕はあるので、不安を相談する
- 夜勤前、十分に休息を取り体力を蓄えて夜勤に望む
- 夜勤後、休息と活動バランスを考えて体のリズムを取り戻す
最後に
夜勤メンバーを限定したり、希望することはできません。
人間と仕事をする上で、気が合う、気が合わないという人間関係は仕方ありません。
仕方が無いと諦めてすんなり仕事が出来ればいいですが、そうもいかないのが人間の心理です。この夜勤を、このメンバーでどう乗り切るか、少なくとも何のトラブルもなく時間が終わることを祈るのみです。
しかし、看護と言う仕事はチームワークが大切です。苦手な人として嫌煙して仕事をしていると、患者さんへ悪影響を与えかねません。
看護師同士のコミュニケーション不足は、必要なケアを取り残したり、指示や判断を見逃したりしかねません。なるべく私情を挟まず冷静に、客観的、力を合わせて仕事をしたいものです。
冷静沈着に、確実に仕事が行えるように、自分へのご褒美を用意して、気持ちを奮い立たせて乗り切りましょう。