どんな仕事でも、楽しいこともあればつらいこともあります。そして、つらいことを乗り越えるためには、やりがいが重要です。
今回は、多くの看護師が感じやすいやりがいを感じる瞬間についてまとめます。
やりがいがあると仕事が頑張れる
看護師は、病棟では夜勤があり、体のバランスを崩しやすい職業です。また、職員同士や患者さんなど、人とのかかわりが多く、ストレスを抱えてしまう人も少なくありません。
特に病んでいる患者さんとかかわることで自分までまいってしまったり、患者さんが亡くなってしまうことで落ち込んでしまうという看護師も多いです。
そんな看護師の多くは、日常の業務の中からやりがいをみつけ、それを糧に頑張っています。つらいことがあっても、やりがいを感じられると頑張ろうという気持ちにさせてくれるのです。
感謝の言葉をもらうとやりがいを感じられる
やりがいを感じる瞬間は人それぞれです。しかし、多くの看護師は患者さんから感謝の言葉をもらったときにやりがいを感じます。
例えば、受け持ちの患者さんが日々の看護で病態が良くなって退院するときに、「ここに入院してよかったよ。今までありがとう。忘れないよ」と言われたら、「つらかったこともあったけど、看護をしてきてよかった。あの人のためになった。これからもがんばろう」と思いますよね。このような経験は次へのやる気となります。
言葉がなくてもやりがいを感じられる
また、言葉じゃなくても笑顔ひとつでやりがいを感じられることもあります。
人間は目に映った人の気持ちを、自分の気持ちと重ね合う性質があります。そのため、笑顔な人を見ると自分も笑顔になるのです。
見知らぬ患者さんと廊下ですれちがったときには、自分から笑顔で接してみましょう。多くの人は笑顔でこたえてくれます。お互いが笑顔で接することで気持ち良く働くことができるのです。
良いことは残しておくと良いです
このようにやりがいを感じられる出来事は、自分のノートに書き記しておくと良いです。ただし、個人情報の問題があるので名前などの個人情報は伏せておいた方が無難です。また、人には見せず自分だけでこっそりしまっておくと良いでしょう。
このノートは自分がつらくなったときにみると、自分を支えてくれる道具となります。
このように、患者さんからの感謝の言葉や笑顔は、看護師のやる気につながります。このような良い出来事は、自分の中で覚えておくことで、その後の自分を支える道具ともなりえます。