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    病棟における医師とのコミュニケーションのまとめ

    病棟に勤務している看護師は、医師とのコミュニケーションが必須です。しかし、新人看護師では緊張してしまうことも少なくありません。医師との円滑なコミュニケーションは患者さんのためにも必要です。
     

    病棟では医師とかかわる機会が多い

    病棟では医師の指示のもと、看護師が動くことも少なくありません。

    例えば、医師が一日3回抗生剤の点滴をうつよう指示すると、看護師はそれに基づいて患者さんのスケジュールを組み立てます。

    また、患者さんが急変したときや、困った事態に陥った時には、医師に連絡して薬剤の指示をもらうことも少なくありません。そのため、病棟に勤務している看護師は、医師とかかわる機会が多いといえます。

    医師からもらっておくべき指示とは

    医師のサポート
    しかし、医師は常に患者さんの様子を見に来ることができません。そのため、指示簿に何かあったときの指示をかいてくれる場合があります。

    例えば、イレウスで入院している患者さんでは、腹痛が生じたときにどんな薬剤をどんな方法で使用して良いのか、また何時間空けて一日に何回まで使用して良いのかなどの指示をもらっておくことによって、休日や夜勤などで、患者さんが腹痛をおこしてもすぐに対応することができます。

    もし、指示がない場合には看護師は自らの判断で薬剤を使用することはできません。
    そのため、一回一回医師に電話をかけて指示を仰がなければいけないのです。

    夜間で患者さんが苦しんでいるときには、すぐに対応してあげたいですが、医師が睡眠中ですぐに電話にでることができないというような場合もあります。そのため、患者さんに起こりうる状況や症状に対して、あらかじめ指示をもらっておくことが重要です。

    医師とうまくかかわるために

    医師とかかわる際は、必要以上に委縮する必要はありません。お互いに協力して医療を提供する同業者です。

    しかし、わからないことを何でも聞いてしまうと、医師には負担がかかってしまいます。そのため、医師とかかわる際は、看護師として患者さんのためにどういう指示が必要なのかや、患者さんの状況を伝える際にもわかりやすくまとめて看護師としての意見を言うようにすると、医師も指示が出しやすくなります。


    このように病棟において看護師は、医師とかかわる機会が多いですが、患者さんのためには円滑なコミュニケーションが必要です。看護師としての意見をしっかり持ち、患者さんのアセスメントを行いながら医師とかかわることが大切だといえます。

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