看護師となるためには大学や専門学校で看護師としての勉強をした後に、国家試験を受け合格することが必須です。
看護師国家試験というのは大学入試と違いふるい落とすための試験ではありません。
合格ラインをクリアできれば誰でも合格できます。
合格率は90パーセント前後と常に高い水準なのです。
人体の構造や機能、疾患や治療法について理解するとともに、看護技術の手順や留意点・看護師としての倫理観・保健や医療福祉に関する社会的動向について出題され、基礎的な知識を身に付けることで国家試験合格できるのです。
合格発表の確認方法
ただ合格率が高いとはいえ、その出題範囲は膨大です。
それに応用問題や判断力を問う問題もあり、単に暗記するだけでは難しいです。
合格発表を確認するには3つの方法があります。
合格発表は厚生労働省が行なうためインターネットを見るか厚生労働省に直接足を運ぶかすることで受験番号の発表を確認しましょう。
合格発表日は日にちと時間まで決められており、その前の日時まではどんな方法を使っても合否を知ることはできません。
とにかく早く知りたい人へ
そんな人は厚生労働省のホームページに掲載される合格発表速報が一番です。
受験した都道府県別に合格の看護学生の受験番号だけがまとめられて掲載されているのです。
あせって定められた日時より前に頻繁にアクセスを繰り返していると回線が混雑し、肝心の時間にページを見ることができなくなる事態が起こることもあります。
ページをあらかじめブックマークしておいて、発表時間を過ぎてからアクセスするようにしましょう。
直接、番号を見に行きたいというのであれば東京霞が関の厚生労働省に直接行くか、地方に厚生支局があるのでそこに足を運ぶようにしましょう。
時間になると合格者の受験番号が印字された冊子が会場の机の上に複数置かれるので、それで合否を確認することができます。
特に当日に合否を知らなくても大丈夫というのであれば合格発表の後、1週間以内に合否通知が郵送されてきます。
合格証書はどこへ送られる?
合格されている場合には合格証書もあわせて印字されています。
自宅に来ずに自分の学校を通じて送られてくる場合もあります。
そこに自分の点数も印字されています。
担任の先生から合格通知の電話が掛かってきたりという場合もあります。
昔は新聞にも掲載されていましたが、最近はこの習慣はなくなりました。
ただ、何もアクションをおこさなくても、1週間ほど待てば合格したかどうか知ることはできるのです。