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    怖い指導者さんにあたってしまった看護学生が知っておきたいこと

    病院実習へ行くと、学校の先生だけではなく、現場の看護師が指導を担当することも多いです。このとき怖い指導者さんにあたってしまうと、不安でいっぱいになる看護学生は少なくありません。
     

    看護学生の指導にあたる指導者さんって

    看護学生は病院実習を行う上で、患者さんや指導者さんと必ず付き合っていかなければいけません。病院実習中は、指導者さんから適宜アドバイスや指導を受けながら、患者さんに自分で考えた看護展開を行っていきます。

    しかし、慣れない場所で不安も大きく、優しく指導をしてほしいと願う看護学生も少なくありません。

    一方、病院において指導者さんとなる看護師は、通常の業務をこなしながら看護学生の指導を行っています。そのため、人によっては負担を感じてしまうこともあるのです。

    また、「指導者」になりたいと願って指導者さんになる看護師ばかりではありません。看護師が成長して次のステップに行く過程で、「指導者」となる必要があるからです。

    怖くみえる指導者さんの心理

    ストレス
    看護学生からみた指導者さんの中には、怖くみえる看護師もいるかもしれません。
    例えば、「邪魔だからどいて」「こんなこともわからないの」などと言われる看護学生もいます。

    しかし、このように言われた時、指導者さんはどんなことを考えているか想像をしてみたことはありますか。

    ほとんどの看護学生は、このようなことを言われた時「怖い」「ひどい」と感じます。
    そのため、言われたことよりも怖かったという感情だけが残り、指導者さんとうまくやってく自信を失いやすいです。

    ここで必要なのは、なぜ指導者さんがそのようなことを言ったか考えることです。

    例えば、「邪魔」と言われた時、指導者さんは患者さんに必要な医療行為をすぐに行わなければいけなかったのかもしれません。言われたことを鵜呑みにするのではなく、その心理を考えることで自分が成長できることもあります。

    自分が成長できるように利用しよう

    先に述べたように、指導者さんも看護師として成長過程にあることがあります。

    看護学生の指導を経て、指導者さん自身も成長するのです。
    看護学生としては、病院実習を通して看護の技術や知識を学ぶことが目的ですから、怖い指導者さんにあたったからといって投げ出すわけにはいきません。

    これも勉強のひとつだと思い、指導者さんが本当は何を言いたかったのかを考えるようにすると良いでしょう。

    ただし、指導の範囲を超えた言動や行動は我慢する必要はありません。
    友人や学校の先生に相談して、どのように乗り切ったら良いのかアドバイスをもらうことも大切です。


    このように病院実習で怖い指導者さんにあたってしまった看護学生は、指導者さんのこともアセスメントしてみるようにすると良いでしょう。

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