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    看護師国家試験について【試験開始時期や試験内容とは?】

    看護師国家試験は看護師となるための必須の試験です。毎年2月中旬から下旬ごろに試験日があり、3月の下旬ごろが合格発表と日程が決まっています。

    看護師となるための学校を卒業したもの・その年の3月に卒業する見込みのものを中心に、該当する人だけが受けることができる試験です。

    身についていれば安心

    そのため学校で学んだ看護師となるための基礎的知識を身につけていれば誰でも必ず合格できる試験です。
    そのボーダーラインは毎年異なりますが、毎年90パーセント前後は合格しています。

    看護師以外にも医師や歯科医師・保健師・助産師などすべての国家試験が毎年決められた日程で試験を実施し、合格発表日を設けています。
    自分の受けたい国家試験の日程を知りたい場合には厚生労働省のホームページを見ればその年の詳しい日にちや時間などが出てきます。

    合否は郵送で行われる

    鳥_手紙と鳥

    合格発表についても合格発表日から1週間程度で自宅や勉強している学校宛に合否結果について送られてはきますが、当日に知りたいという場合には厚生労働省のホームページで調べるか、実際に東京霞が関の厚生労働省の建物に行ったり、それぞれの地方にある厚生労働支局に行くようにすれば分かるのです。

    試験の日程だけでなく問題構成についても定まっており、必修問題と一般問題・状況設定問題の3種類に分かれています。必修問題は毎年50点満点でボーダーラインが80パーセント以上であれば合格ラインです。

    一般問題が130点満点、状況設定問題が120点満点になっていますが、そのボーダーラインは年によって異なります。詳しい数字は合格発表日に厚生労働省のホームページで一緒に発表されます。

    90%程の合格率あり

    ただ、高校や大学の入試問題と違って人数を振り落とすための試験ではありません
    特に今は看護師が不足している状況で厚生労働省としては一人でも多くの新人看護師を確保したいところです。そのため必修問題が難しすぎてボーダーラインに到達する人数が例年より少なくなりそうな場合には一般問題と状況設定問題のほうのボーダーラインを下げて、とにかく毎年90パーセント前後は合格できるようにしているのです。

    これから団塊の世代が後期高齢者となっていくため更に看護師の数は必要となっていきます。ナースセンターによる無料の採用支援や研修を行なうなど、国がナースとなることをサポートしてくれているのです。

    とにかく幅広い試験範囲ですが、少しずつでも毎日知識を蓄えていって試験に臨むようにしましょう。

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