国の機関「ナースセンター」とは?【事業内容や目的とは?】

国の機関「ナースセンター」とは?【事業内容や目的とは?】

高齢者社会となってきて看護職の需要がどんどん高まってきている今、ナースの人材不足が大きな問題となっています。2025年には団塊世代が後期高齢者となるため更に深刻化してきます。

そのための対策として国が看護職の人材を確保するために設置したのがナースセンターです。ナースセンターは全国にあり、看護職の方や看護学生のために職業紹介をしたり、就業相談を行なったりしています。国の機関のため紹介手数料など費用は一切掛かりません。

ネットで求人を探す

最近ではeナースセンターと言って、ナースセンターの機能をインターネット上で活用できるようになっています。
全国の求人情報を見ることができますし、気になるところがあれば応募から採用まですべて都道府県のナースセンターに足を運ぶことなく行なうこともできるのです。

地図機能で自宅周辺の求人情報を検索したり、希望を入れればマッチングして案内してくれる機能もあります。
全国の看護学校情報や奨学金情報なども掲載されているのでこれからナースを目指したいという人も参考にすることができるのです。

再就職の際には

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女性中心の職場だけに、出産や育児・介護などで一時的に現場を離れなければならなくなるケースも多いです。

ナースのお仕事というと忙しく医療分野の発展は目覚しいため新しい技術や医療器具もどんどん増えてくる中で数ヶ月であっても働かない期間があると復職に不安が出てきます。
そういった際の、再就職支援研修というのも行なっています。ここで最新の知識や技術を学ぶことができるのです。

こちらも無料なので安心して利用できます。
研修終了後には勤務先の紹介なども行なっています。

ナースセンターがある

一つの都道府県に必ず1つはナースセンターが設置されていますし、本所のほかに支所が設けられている県もあります。
公共職業安定所や行政施設でセンターの相談員による移動相談会なども実施していますし、看護職の人や医療機関の人が利用しやすくなっているのです。

高齢者が多くなると病院や保健所に行くのが困難な人が増えてきます。そのため、需要が拡大し重要となっていくであろう訪問看護師を養成するための訪問看護師養成講習会というのも全国で実施しています。

将来の看護師を育てるためにも病院や診療所・老人保健施設等で看護の1日体験を行なうふれあい看護体験なども実施しています。

今ナースとして働いている人・一度離れたけれどもう一度ナースの世界に戻ろうとしている人・これからナースの世界に飛び込もうとしている人、すべてをサポートするのがナースセンターのお仕事なのです。

転職を考えている看護師さんに

病院での看護業務はとても忙しく、重労働や夜勤が苦痛、人間関係が厳しすぎるなどが原因で看護師を辞めたくなる人も少なくありません。
しかし、職場環境によってはもっと心にゆとりを持って働くことができる場合もあります。
どうしようもなくなった時は職場を変えてみるのも選択の一つでしょう。

看護転職サイトを利用するという選択肢

忙しい看護師さんの代わりに求人を探してくれるというだけではなく、サービスによっては専任のアドバイザーが親身に話を聞いてくれたり、事前に職場の雰囲気などをリサーチしてくれるところもあります。

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