大学を卒業し、一回社会経験を積んだ後に、看護師になろうと思って学校に通う人がいます。
やはり女性が手に職を付けることの大切さを実感するのでしょう。
しかし、実感をして看護師になったからこそ、強い意志を持って働くことができるのです。
しかし、年齢を重ねた後に若い看護師と混じって働き始めることは決して簡単なことではありません。
まずはつらい学生生活を乗り切ること
看護学校は准看護学校は2年間、性看護学校は3年間、そして大学を選択すれば4年間勉強して看護師の資格を得ることができます。
その間には決められた実習などをこなさなくてはならず、身体的にも精神的にも一番つらい時期かもしれません。
特に社会人から看護学校に入った人は、ほかの高校卒業から看護学校に入った人に比べ、社会経験もあり、社会人マナーや知識も豊富です。
そのために、学校の実習グループの中ではまとめ役になったり、班長になったり、役割をあたえられることもあります。
そのために、看護師になるための学生生活がナースになるための第一関門です。
30代という年齢は不利なのか
最近では一旦社会で仕事を経験した後にナースを志す人が増えています。
その理由はもともとのナースになる夢をあきらめたくなかった、また自分の人生を後悔したくないという人もいます。
また晩婚化が進んでいる現在において30代になると、もしかするとこのまま自分は一人で一生生活をするのではないか、そのためにはやはり専門職を志す方がよい、あとで後悔しても勉強をすることは難しいから、今のうちにと考える人もいるのです。
ナースというのは決して楽な仕事ではありませんが、30代になって社会経験を積んできたからこそできるマナーであり、患者さんへの配慮でできることもあるのです。
そのために30代になってナースを目指すことは不利にはなりません。
後悔する働き方はしたくない
ナースの働き方には、病棟勤務やクリニック勤務などいろいろあります。
しかし、まずナースとしての知識をしっかり身につけるためには、夜勤もあるような病棟勤務が良いのではないでしょうか。
特に救急病棟や手術室勤務になると、看護の知識をしっかり学ぶことができますし、今後どこに行ってもいろいろな病棟で働くことができるでしょう。
後悔をしない働き方をするために、はじめはきついところを選択して働く方法もおすすめです。
将来的にもっとスキルアップした自分を目指すことができるでしょう。