病院の仕事に限界を感じたり、苦痛や疲労を感じるようになった看護師さんの次の終息先として、保育所看護師と言う仕事があります。
保育所の園児を対象に保育業務を行います。
子供の笑顔と健全な発育に関与し、時に保護者とやり取りをしたり、子供の怪我や病気に対応したりと専門的知識を活かせる職場です。
では、保育所看護師ン仕事の実態について学んでみましょう。
保育所看護師の仕事
特に、乳児の保育や健康管理に関与し、哺乳、食事、排泄や衛生管理等を行います。そして、0歳から6歳までの園児の怪我や急病に対応します。
この時期、伝染病や感染症にかかりやすい時期である為、健康管理や登園可否の判断、不調の際の対応と、その日の退園への対応等を行います。
園児の小児科検診や歯科検診などの検診業務に関与し、その結果によっては保護者と連絡を取り、受診や健康相談や健康指導を行います。
保育所の環境や衛生管理を行い、健康的で健全な発育が出来、安全に活動できる環境調整を行います。
そして、健康だよりや健康情報の新聞等を作成し、保護者へ配ったり、年齢に応じた園児への健康指導を園児の視点や理解力に応じ行います。
予防接種や地域で行われる検診などの情報提供も行い、家庭と共に園児の発育に関与します。
保育所看護師の魅力
保育所看護師は、公的機関である事があり、公務員となれる事があります。
公務員であれば、収入や身分が安定し、倒産や閉園の危険性も少なく、安定を手に入れられます。
子供の育つパワーを貰い、健康的に明るく楽しく仕事を行えます。
また、保護者は健康や健康な発育に関する知識を求める傾向にあり、看護師の知識を求める傾向にあり、遣り甲斐と達成感を感じられる面々があります。
「先生」と園児に慕われる事が多く、その面においても楽しさと遣り甲斐があります。
保育所看護師のデメリット
保育所で働く看護師は、ほとんど医療技術を実践する事がありません。よって、看護の世界や医療の世界から遠ざかる事があります。
知識としても、限定された知識となる事が多く、対応幅の狭い看護師になってしまう事があります。
まとめ
看護師として働く場所として保育所は、明るく健康的なイメージがあります。お帳面を記入したり、子供の健康的な発育に関わったりすることは、病院では経験できない業務です。
看護師のフィールドとして、病院勤務が向いていない、疲れた、魅力を感じないと言う場合には、是非試してみる価値のある仕事です。
しかし、各保育園に一人、二人の人材である為、あまり多くはない求人数です。