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    看護師の職場〜刑務所編〜受刑者の健康管理が第一

    看護師の仕事は、病院以外でもたくさんの職場があります。
    看護師を求めている現場は多く、その一つの刑務所があります。

    刑務所でも、服役中の人々の、日々に健康管理や、持病や慢性疾患を持った方、服役中に急病や怪我をおってしまった方、勤務中の職員の健康管理や急な病気他怪我への対応など、看護師の専門的知識と技術を持って、個々の関わる人々に健康維持・増進、急性疾患などで力を求められる事があります。

    しかし、あまり公に求人を見る事は有りません。
    刑務所における看護師の仕事内容や就職状況について調べてみました。
     

    刑務所での看護師の仕事

    まずは、受刑者の健康管理が第一です。

    刑務所で働くことに抵抗感や恐怖感を抱く看護師の方もいるでしょう。
    心配ありません。

    勤務中は、医師と看護師と共に、必ず刑務官が付き添い、受刑者の健康チェックに回ります。毎日の健康チェックと、異常の有無の確認、持病や服薬するような疾患を持っている方の状態観察を行います。

    また、日常生活や作業中に起こる怪我や体調不良、急病への対応を行います。
    基本的に日勤のみで、夜勤は無い事が多いです。

    刑務所看護師の身分と待遇

    採血

    刑務所は、国の公的機関である為、国家公務員採用となります。
    また、看護師は技術職、専門職に属し、「技師」として採用されます。

    刑務所の種類は、「刑務所」「医療刑務所」「医療少年院」などがあります。

    給与形態は、国家公務員の技師と同等となり、初任給は総額20万円程度となり、平均して30万円程度となっています。

    夜勤が無い分、一般の民間病院や公立病院より少ない場合もありますが、公務員と言うメリットがあり、確実に昇給、ベースアップを期待できます。そして、ボーナスも年に2回保障され、約4.0カ月程度となっています。

    近年では、ボーナスの少ない民会病院や経営状態により増減する病院もある為、安定した収入が期待できます。

    刑務所看護師に求められる事

    お話し好き、人と関わっている、人のために何かしている事が達成感と言う人には不向きです。

    基本的に、刑務所では受刑者や関係者と私語やおしゃべりをしてはいけません。
    黙って、黙々と、その人の健康チェックや体調管理を行わなければなりません。
    機械的、心が無いと感じてしまう事もあります。

    コミュニケーションが苦手で、淡々と業務を遂行する事の方が向いている看護師の方が適任です。

    まとめ

    基本的に元気で、自分の事は自分で出来る受刑者の健康管理は、特に難しくなく、重度な介護や看護はありません。よって、仕事的には病院勤務よりは楽かもしれません。

    しかし、無駄話や言葉を発する事を許されない事が多く、人と関わる、傾聴するなど、基本的な看護に必要な姿勢を大切にしたい方にはストレスな職場でしょう。

    また、刑務官と医師と行動を共にする為、安心して勤務する事は可能です。

    なかなか求人として見られない為、刑務所勤務を希望する場合は、看護師転職サイトやハローワークなどの活用が必要でしょう。

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