女性にしかなれない職業に助産師があります。
看護師資格を取得している事が取得条件になる程、取得してしまえば手に職つけれる程魅力ある職業です。
年収面においても看護師よりも技術を要する為、350万円から500万円以上と高めに推移しています。
ある程度看護師として経験を積んだ人がスキルアップと年収アップの為に助産師資格を取ったという人もいます。
就職先には病院が圧倒的で次に助産院など多くの産婦人科で人手不足が叫ばれており、募集の条件面では申し分ないと言えます。
助産師がなぜ他の職業よりも高い年収であるか3つ大きく分けて述べます。
勤務体制から多くの手当が貰える
多くの助産師は病院勤めである事も多く、24時間いつお産が始まってもいいように交替制のシフトを組んでいます。
夜勤勤務にあたると深夜手当が加算される他にお産中に定時上がりする事が出来ないケースもあり、オーバーワークをする日も少なくない事もあります。
その他にも助産師だからこその資格手当なども貰える所もあり、他の職業よりも高めな年収になるケースが多いです。
助産師自体が平均年齢が高い
就職する前から助産師になりたいと明確な目的を持って若いうちから活躍している人もいますが、中には看護師として長年勤務していてある程度のスキルを持ってから助産師資格を目指す人も多く、その頃には30代半ばや40代となっている人も多いでしょう。
中には定年を過ぎても産婆さんとして活躍したいという人もおり、長年の経験や専門性が高く必要とされる事や平均年齢も高めであることから年収も高いという事があります。
人手不足により条件面で募集する所が多い
医療関係の人材不足はどの分野でもあの手この手で手に入れたいのですが、魅力ある求人でないと募集しても来ないという事も多いでしょう。
この為、どんどん募集内容が好待遇になる事もあり、基本給自体が上がったり、寮費無料であったり、資格手当や家族手当が充実等、福利厚生面で充実していたりと結果的に年収を押し上げる要因にもなっています。
収入面を目的に募集を見ている人もいますが、根本にはやりがいを求めている人が大半でもあります。
中にはやりたい仕事を十分にさせてくれない職場もあり、反対に残業ばかりで忙しく、一人一人に十分なケアが出来ていない等、収入面にこだわらず、本来の助産の仕事を責任もって行える職場を選びたいものです。