助産師の仕事は妊産婦を助ける事が仕事で出産の時に赤ちゃんを取り上げることです。
以前は産婆と呼ばれ明治時代中頃までは資格がなくても仕事をする事ができましたがその後母子保健の安全のために一定の知識と技術がある人に免許が与えられました。
これが助産師の原型となりましたがその後100年以上の年月をかけて現在のように確立されていきました。助産師は女性にしか取得が認められていません。
赤ちゃんを取り上げる事が主とした仕事ですがそれ以外にもさまざまな仕事があります。
妊婦の食事指導、健康管理、運動などの生活指導や産後の体調管理、母乳指導、乳児指導など妊娠から出産後、育児に関わる事まで幅広く関わる仕事です。
助産師の仕事のやりがい
仕事のやりがいはかわいい赤ちゃんと10か月誕生を待ちわびた妊婦さんや家族の喜びを見た瞬間、尊い命の誕生の瞬間に立ち会える事でしょう。
活躍の場は病院や助産院ですがやりがいは職場内だけではありません。
お産の介助をした赤ちゃんが大きく成長した姿を見た時赤ちゃんの誕生に関与したその赤ちゃんが社会の中で育っている事に大きな幸せを感じる事ができます。
助産師の平均給料
平均給料は月額25万円から35万円位になります。
看護師よりも給料が高く設定されている病院もあります。
夜勤手当もあるので夜勤の有無によっても違いがあります。
出産の時間は予測がつかないため勤務時間は不規則になりやすいです。
産婦人科医が不足している病院では勤務時間も長くなり2交代のところが多く夜勤が多くなるのでハードな仕事です。休みはシフト制ですが助産院など人数が少ないところでは休日出勤をする事もあります。
助産師としての働き方とやりがい
助産師は仕事をしっかり覚えればほとんどどこでも働く事ができるので自分のライフスタイルにより働き方を選ぶ事ができます。資格を持っている人が少ないため就職に困る事もありません。
正社員やパート、派遣としても働く事ができます。
看護師、保健師と違い医師や歯科医師と同様開業権が認められています。
出張助産師として育児相談、母乳ケア、新生児訪問などの地域に密着した活躍もできます。技術を磨き助産院を開業する事もできます。病院でも地域でも女性に頼られる存在ですがその分常に勉強をしていく事が大切です。
出産は喜びだけではなく悲しい事もありますがどんなに辛い事があっても赤ちゃんの笑顔と感謝の言葉に励まされがんばれる魅力ある仕事です。