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    ナースコールの種類と対応のまとめ

    病院には必ずナースコールがあります。ベッドサイドやトイレ、シャワー室、お風呂場などいつでも看護師を呼べるようになっています。今回はナースコールに関するお話です。

    ナースコールの種類

    場所によって、ナースコールにも対話できるものとできないものがあります。対話できるものは、ベッドサイドにあることが多いです。

    また、ボタンで押すタイプ、ひもを引くタイプ、息を吹きかけるタイプなど、その人に合わせて設置されます。

    一方、転倒の危険がある場合や認知症の患者さんには、ベッドから降りたときに知らせる、通称マッタ君やウーゴ君といったセンサーのようなナースコールもあります。

    ナースコールの対応のいろいろ

    このようなナースコールには、患者さんが呼んでいるか否かに限らず、看護師は対応しなければいけません。センサーの場合は、何も言わずにすぐにお部屋に向かいますが、その他ベッドから呼ばれている場合の看護師の返答にはいろいろあります。

    例えば

    ・「どうしました?」と用件を聞く場合
    ・「伺います」といってすぐにお部屋に行く場合
    ・「~ですか?」と用件を予想して答える場合

    などがあります。

    ナースコール、何て答えるのが良い?

    どの答え方にもメリットとデメリットがあります。

    具体的には、「どうしました?」と聞くときには、お部屋にいく前に詰所で物品の準備などができますが、排尿などの羞恥心を伴うことは患者さんからお願いしにくいといったデメリットもあります。

    一方、「伺います」といった場合には、すぐに患者さんのところへいくので患者さんとしては嬉しいですが、何か物品が必要で二度手間になってしまうこともあります。

    そして、「~ですか?」と用件を予想した場合には、あっていれば両者ともにスムーズですが、違っていた場合には患者さんが説明しなければいけないといったデメリットがあります。

    そのため、ナースコールをとるときには、どの部屋の誰が呼んでいるのか、あらかじめ情報を把握しておくとスムーズです。患者さんによって答え方をかえ、知らない患者さんからのナースコールなら「伺います」とお部屋に行くのが良いでしょう。

     


    ナースコールは病棟で一日中なっていることもあります。看護師によっては、オフのときでも頭の中でナースコールがなり、ストレスを感じていることも多いです。なるべくナースコールがならないような看護をしていきたいですね。

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