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認知症患者さんの要求を知る

認知症患者さんと話す事は好きですか?そもそも、認知症患者さんと関わることは得意ですか?不得意ですか?認知症初期の患者さんは、分かる時と分からない時があり、また、さっき聞いたのにもう忘れたなどを、その認知力の低下を感じた時、強いショックと、認知症と言う言葉への抵抗を感じます。

時に、外出好きだった人が引きこもりがちになったり、人と関わることを拒絶するに至る事もあります。
認知症患者さんの欲求や不満を知ることはコミュニケーションが取れることが大切です。
認知症患者さんとのコミュニケーションを得意と言えるようになれば、その人の要求理解し、その人に寄り添う事が容易になります。
コミュニケーション技法を身につけ、認知症患者さんの笑顔を引き出す対話を目指しましょう。

認知症患者さんと関わる

・認知症患者さんとの対話
認知症患者さんと会話をする為には、難しいことを言わない、伝わる内容を話す事が大切です。
単語や簡単な言葉、「はい・いいえ」で答えられる質問、「痛い」「大丈夫」「気持ちいい」など単純な言葉で話す事が大切です。

複雑で高度な開かれた会話は、なかなか理解されずに認知症患者さんの興味がこちらに向かいないことになります。
時に敬語の長い分が伝わりにくさを助長する事がある為、敬語を遣わない方がいい場合があります。
しかし、認知症患者さんはプライドと尊厳を持っている為、過度な慣れ合いは患者さんにとって不愉快となる事があり、対応には注意が必要です。

行動の意味

患者さんの行う行動の意味を知って関わっていますか?
帰宅願望は、心配や不安の表れです。
徘徊には、不安や排泄の予兆、痛みなどの症状出現などの表出だったりします。
何度も同じ行動をしたり、自分の物を確認したりする行動は、その周辺環境や関わる人材を信頼できていない表れです。
患者さんの行動のありのままを受けとめ、その思いに寄り添う事が大切です。
「また歩き回って」「何もないでしょ」などと厳しく接する事は逆効果です。
背中をさすりながら、手を握って「不安ですね」「辛いですね」などと優しく声をかけてください

徘徊を繰り返す時

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徘徊や不穏で落ち着かない時、患者さんの頭の中は混乱している事が多くあります。
「何故、自分はここに居るのか」「どうしてここにいなければいけないのか」「知っている人がいない、どうしよう」などを不安を強め、理解できない状況にパニックを起こしています。
その場合、無理に徘徊を阻止する事は出来ません。
出来たとしても良い関係を築くことができません。
共に歩き、危険が無いよう注意したり、気分転換が出来るよう周囲に器をそらせるための言葉掛け、関わりにより気を紛らわせる、全く違う内容に気をそらせるようにコミュニケーションを図ることも必要です。

「何でここにいなければいけないの」と歩き回る患者さんに、そこから見える風景を共に楽しめるように、「あの花綺麗ですね」「天気がいいですね」などと気を紛らわせる患者さんにとって「快適」とされる言葉かけが、落ち着きに繋がる時もあります。
日中、眠り続けて夜間眠れない患者さんに、「美味しいお茶を飲みませんか」と起きれるように関わる言葉掛けも有効な事があります。

まとめ

認知症患者さんの要求は、行動や言動として現れることが多くあります。
しかし、その言動や行動が意味する事が直接的に理解できない事もあり、関わりに苦労する事があります。
その行動の奥に秘める患者さんの気持ちを知ることが大切です。
そして、その人の指す行動を、受けとめ理解し、思いを共有できることが看護師として大切な関わりです。

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