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患者さんが転倒したときの看護師の動き方

患者さんが転倒したときの看護師の動き方

患者さんの転倒予防については、「患者さんの看護計画における転倒予防についてのまとめ」の中で紹介しました。

しかし、もしも患者さんが転倒してしまった場合に、どのように対応するのかを知っておかなければ、いざというときに行動することができません。万が一に備え、患者さんが転倒したときの対応を知っておきましょう。
 

患者さんが転倒する場面はいろいろ

患者さんが転倒する場面はいろいろあります。

例えば、病院の廊下や病室で歩いているときに転んでしまうこともあれば、トイレで転んでしまうこともあります。

また、患者さんの要因も様々で、貧血によってふらつきが生じやすい人や、筋力が低下して転倒しやすい人、パーキンソン病などの疾患により転倒しやすい人などが挙げられます。

患者さんが転倒しそうなとき

転倒
もしも、患者さんが転倒しそうなときに遭遇した場合には、転倒するのを防がなければいけません。

例えば、看護学生のあなたが患者さんのお部屋にいったとき、患者さんが病室のトイレに向かって一人で歩いている場面に遭遇したとします。患者さんは今にも倒れそうで、アンバランスなままドアノブにつかまっています。あなたはどう行動するでしょうか。

まずは、患者さんを支えにいきますよね。しかし、患者さんが体格の良い男性だった場合、一人で支えることができないかもしれません。

そのようなときは、助けを呼ぶことが大切です。もしも、一人では対処できないようなときは、大声で助けをもとめたり、ナースコールが近くにある場合は、ボタンを押して助けを呼びましょう。

患者さんが転倒してしまったら

もしも、患者さんが転倒してしまったときには、看護師はすぐに患者さんの状態を確認します。脈はどうか、血圧は低下していないか、外傷はないかなどをみていきます。

このとき、血圧計などを持っていない状態であれば、PHSやナースコールなどで他の看護師に援助を求めます。

そして、状況を判断した上で、医師へ報告して経過を観察していきます。このとき、もしもどこか体を強く打っていたりすると、MRなどの検査の指示がでることもあります。


このように患者さんが転倒する場面にはいろいろありますが、患者さんが転倒しそうなときや、転倒してしまった場合には、助けを呼ぶことが必要です。

そして、転倒してしまった患者さんに対しては、しっかりと状況を観察し医師へ報告するという対応をとることが多いです。

転職を考えている看護師さんに

病院での看護業務はとても忙しく、重労働や夜勤が苦痛、人間関係が厳しすぎるなどが原因で看護師を辞めたくなる人も少なくありません。
しかし、職場環境によってはもっと心にゆとりを持って働くことができる場合もあります。
どうしようもなくなった時は職場を変えてみるのも選択の一つでしょう。

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