看護師を目指す人は、必ず学校に入ります。その中で看護師になるための勉強を行いますが、実は勉強以外でも大切なことを学んでいるのです。
看護学生のときに学べること
学校では知識や技術を、座学や病院実習を通して学んでいきます。
ここでは、一般の学校では学ぶことができない看護について、よく学ぶことができますが、そのほかにも大事なことを学んでいるのです。
それは、授業の中で学ぶことではありません
その大事なこととは、授業の中で学べるものではありませんから、誰かに教えてもらうというものではありません。
つまり、自分で学んでいくものです。それは、コミュニケーション力です。
患者さんとのコミュニケーションについては、以前「患者さんとのコミュニケーションに欠かせないもの」で紹介しましたが、今回は看護師同士のコミュニケーションということを視点で紹介します。
学校で行われるグループワークとは
よく学校ではグループワークが行われます。数人でひとつのグループとなり、グループとして課題を提出するものです。
グループワークは、授業内ではなく宿題として課せられることが多く、放課後や休日を利用して行うことが多いです。
また、自分だけの課題ではないので、周りの人とグループワークを行う日程の調整、役割分担、話し合いなどが行われます。そのため、「めんどくさいなあ」と思う人も少なくありません。
グループワークで学ぶこととは
しかし、グループワークをすることによって、コミュニケーション能力の向上が期待できます。
なぜなら、日程の調節から役割分担、話し合いなどの工程は、看護師として働いてからも必要なことで、訓練が必要なものだからです。
このように看護学生のうちには、授業や病院実習だけではなく、グループワークでも学ぶことができます。それは人によって苦手意識を持っている人もいるかもしれませんが、看護師の道を選択した以上、その後も必要となってくるスキルです。
学生のうちからグループワークを通して、看護師同士のコミュニケーションの取り方を学んでおくと良いでしょう。